七五三はいつ?お祝いと写真撮影に適した時期と年齢

七五三2023.05.05

七五三はいつ?お祝いと写真撮影に適した時期と年齢

七五三はいつ?お祝いと写真撮影に適した時期と年齢

子どもの成長を祝う七五三。3・5・7歳で行うことはわかりますが、参拝や撮影に適した時期については疑問があるかもしれません。
今回は七五三の実施時期や、記念撮影・前撮りなどの撮影時期、参拝先についてご紹介します。

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七五三は数え年?満年齢?

地域によって、七五三を祝う歳が違うことも。

一般的に、七五三は男の子が3・5歳のとき、女の子が3・7歳のときに行なわれることが多いです。ただし、地域によっては「男の子の七五三は5歳だけ」と行ったケースもあります。
また、男女関係なく3・5・7歳で七五三の記念写真を撮影する家庭も増えています。

どの年齢で七五三のお祝いをするとしても、気になるのは「数え年にすべきか」「満年齢にすべきか」でしょう。そこで、ここからは七五三を行なう年齢について詳しく解説します。

どちらで数えても良い

近年は満年齢で数えることが多いです。

冒頭でも軽く触れた通り、基本的に七五三の年齢の数え方に明確な決まりは存在しません。そのため、数え年でも、満年齢でもどちらでお祝いしても問題がないのです。

一昔前は七五三のお祝いをする際には、数え年がほとんどでしたが、近年は満年齢で数えるケースが多くなっています。
ただ、七五三の年齢の数え方は、地域や家庭の考え方などによって異なるので、不安な方は周囲に相談してみるといいでしょう。

満年齢の場合

馴染みがあるのは満年齢

満年齢の数え方は、「生まれたときは0歳からスタート」です。
そのため、初めての誕生日を迎えたときに1歳とカウントします。誕生日が来たときに1つ歳をとるという考え方です。\

数え年の場合

数え年は生まれた時点で1歳という考え

数え年の数え方は、生まれた時点で1歳としてカウントし、翌年の1月1日を迎えるとさらに1つ歳を重ねます。つまり、生まれた日に関わらず、年を越した時点で2歳という数え方となります。

七五三年齢早見表

子どもの七五三年齢を把握しておこう

「うちの子の七五三はいつだろう?」と疑問に感じている方へ向けて、すぐにわかる七五三年齢早見表をご用意しました。

子どもの性別や生まれ年などと照らし合わせながら参考にしてみてください。

【男の子】

西暦 | 生まれ年・年齢
2023年 | 2018年~2019年生まれ:4歳~満5歳2020年~2021年生まれ:2歳~満3歳
2024年 | 2019年~2020年生まれ:4歳~満5歳2021年~2022年生まれ:2歳~満3歳
2025年 | 2020年~2021年生まれ:4歳~満5歳2022年~2023年生まれ:2歳~満3歳

【女の子】

西暦 | 生まれ年・年齢
2023年 | 2016年~2017年生まれ:6歳~満7歳2020年~2021年生まれ:2歳~満3歳
2024年 | 2017年~2018年生まれ:6歳~満7歳2021年~2022年生まれ:2歳~満3歳
2025年 | 2020年~2021年生まれ:4歳~満5歳2022年~2023年生まれ:2歳~満3歳

お参りの時期は何月?

七五三のお参りは11月

七五三のお参りを行う日は、一般的には11月15日やその近くの土日です。

11月15日である理由は諸説あるものの、11月は全国で収穫祭が行われていたことが由来として考えられています。その年に実った収穫物に対して、神に感謝する時期だったのです。

また、11月15日は満月であることから、収穫と子どもの成長についてどちらも感謝するようになり、神の加護を得ることを願ったと言われています。つまり、11月15日はとても縁起の良い時期であり、七五三にピッタリの時期であるといっても過言ではありません。

しかし、11月15日は一般的に「七五三の日」として知られているので、非常に混雑する時期でもあります。そのため、混雑のピークを避けることを目的として、前後1~2か月にずらす家族も多いです。

ちなみに、七五三の撮影を視野に入れてお参りしたいと考えている方には、秋の深まる11月後半がおすすめです。紅葉が綺麗な時期なので、和服の映えるベストショットを期待できます。

お日柄はどうする?六曜も配慮すべき?

気になる方は六曜もチェック

七五三のお祝いをする際「大安がよい」「仏滅は避けるべき」といった意見があり、六曜(暦における吉凶を表すもの)を考慮すべきか否かで悩む方も多いでしょう。結論からいうと、六曜は中国の思想なので、七五三ではそこまで考慮する必要はありません。

ただ、お日柄もきちんと視野に入れて七五三のお祝いをしたい方は、それぞれの意味について以下を参考にしたうえで納得のできる日取りを検討してみてください。

六曜(読み方) | 意味

先勝(せんしょう・せんかち・さきかち) | 先回りをして行動することが吉である日。1日の中では午前中が吉なので、参拝するのであれば昼前に済ませると良し。ちなみに、午後は14時~18時が凶とされている。

友引(ともびき・ゆういん) | 友人を引き込む意味がある。お祝いごとで選ばれることが多い。葬式のような場では選ぶことは好ましくない日。朝は吉・昼は凶・夕は大吉と考えられているので、参拝をするなら、朝もしくは夕方がおすすめ。

先負(せんぷ) | 午前中が凶、午後が小吉といった意味を持つ。お祝い事に特に適した日というわけではなく、問題が起きないように無難な過ごし方をすることが好ましい日。参拝するのであれば、午後が適している。

仏滅(ぶつめつ) | 大凶日であり、七五三等のお祝いごとには不向きな日。しかし、仏事や別れたい人との別れの場などでは適した日であると考えられている。

大安(たいあん) | 縁起の良い日であり、七五三に適した日。「やってはいけないことが何もない日」とも考えられていて、凶の時間帯もなく、1日の中のどの時間にお参りをしても問題ない。

赤口(しゃっこう・せきぐち・じゃっこう) | 不吉な日として考えられている日。赤口は、全てが消滅する日でもあり、「赤」から連想させる死や刃物、火などに気をつけるべきとされている。七五三の日としてはあまりふさわしくないものの、11時~13時ごろであれば吉とされている。

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参拝の前に確認しよう 七五三の基礎知識

七五三は日本の伝統行事の1つです。

七五三の参拝をするのであれば、あらかじめ七五三に関する基礎知識は整えておきたいところです。

ここからは、七五三の歴史について解説します。

七五三の歴史

七五三の起源は平安時代

七五三の始まりは平安時代の頃です。当時は、現代のように医療技術が発展していなかったこともあり、子どもの死亡率が非常に高かったのです。そのため、3・5・7歳の節目で、成長を祝う習慣が生まれました。この七五三では、この年齢まで健やかに育ったことを祝うだけではなく、これからも末永く生きられるよう「長寿」「幸福」を祈願したと言われています。

医療技術が発達した今も七五三の慣習があるのは、子どもを思う親の気持ちは当時と何ら変わりはなく、受け継がれ続けたからと考えられるでしょう。

七五三の年齢ごとの意味合い

なぜ「七」「五」「三」?

かつて、「7歳」「5歳」「3歳」を迎えた子どもは、以下のような儀式を行なっていました。

7歳 帯解の儀(おびときのぎ・紐落としの儀):紐で着付けていた子どもの着物の紐をとって帯を結ぶ儀式
5歳 袴着の儀(はかまぎのぎ):初めて袴をつける「袴着」または「着袴」という儀式
3歳 髪置の儀(かみおきのぎ):髪を伸ばし始める儀式

いずれも現代では、あまり馴染みのない儀式ではありますが、とても大切な儀式と考えられていました。歴史については後述しますが、子どもの健康や未来を思う親の気持ちが、今も受け継がれてきた結果、七五三という形で今も子どもの成長をお祝いされています。

11月15日に祝うようになったのは江戸時代から

「七五三の日」は江戸時代から

平安時代の頃にはすでに七五三の慣習がありましたが、11月15日に祝うようになったのは江戸時代からといわれています。

本記事でも触れたように、作物の収穫に対する感謝と重ねて、子どもの加護を願っていたといった話があります。しかし、他にも江戸幕府第5代将軍の徳川綱吉の長男である「徳川徳松」の健康を願い11月15日にお祝いをしたことが七五三のきっかけといった説もあります。

いずれにせよ、子どもの健康を思う親の気持ちが「七五三」というお祝いの場につながっていることに違いはないといえるでしょう。

七五三の記念撮影はどのタイミングが良い?

七五三の撮影は参拝した日?別の日?

七五三の参拝と記念撮影を行う場合、いつ行うのが適切なのでしょうか。
ここからは、七五三の記念撮影の時期について見ていきましょう。

七五三の記念撮影時期は3つ

七五三の記念撮影時期は、大きく「参拝当日」「参拝の前(前撮り)」「参拝の後(後撮り)」があります。

参拝当日であれば、複数の日にわたって予定を組む必要がないので、両家の祖父母が集まりやすく、スケジュール面での負担を軽減しやすいといったメリットがあります。しかし、1日で参拝も記念撮影も……とやることが増えるので忙しくなりがちといったデメリットに注意が必要です。

前撮り・後撮りのメリットは、撮影と参拝を別々の日に設けることとなるので、それぞれ余裕を持って過ごせることです。衣装選びも撮影もゆったりとできるのが魅力です。しかし、参拝とは別の日に設ける以上、仕事の調整や両家家族との都合のすり合わせなどで手間がかかるといった難点があります。

いずれの撮影でもメリット・デメリットがあることをふまえ、都合の良い方法で撮影に臨んでください。

月毎に特徴を紹介

七五三の前撮りは春から撮影可能です。

七五三を撮影するにあたり、各時期でどのような特徴があるのでしょうか。七五三の撮影時期で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 4〜6月:スタジオが比較的すいていて予約がとりやすい時期
  • 7〜8月:夏休みで都合をつけやすいうえに、キャンペーンが多くお得に撮影しやすい
  • 9〜10月:七五三のピークシーズンのため、早めの予約が必須で費用も高い場合がある
  • 11月以降:七五三の撮影ではあまり一般的ではないものの、撮影は十分可能

撮影時期に迷ったときには、上記をヒントにしながらスケジュールを考えてみてください。

七五三の神社はどこに行く?

七五三の参拝先はお近くの神社で構いません。

七五三の参拝先として、どこの神社に行けばいいのかは悩んでしまうものです。
参拝先選びに明確な決まりはありませんが、以下のようなポイントを把握して、七五三の参拝先を選びましょう。

本来は住んでいる土地の氏神様へお祈りするもの

元々は近くの神社に参拝するものでした。

七五三の参拝先を選ぶにあたり、知っておきたいのが「本来は住んでいる土地の神様へ祈る」です。
近年は、崇拝するために遠方の神社を選ぶ方も増えてきましたが、本来は住んでいる土地にある神社で参拝をします。
そのため、必ずしも有名な神社へ足を運ぶことが正解というわけではありません。

参拝先の選び方

参拝先のホームページなどをご確認ください。

前項では、住んでいる土地の神様に祈ることが本来の崇拝先であると触れましたが、家族の考え方や、都合などで自由に選ぶことは可能です。
もし、参拝先選びとして比較的よく重視されるのが、七五三の参拝で有名な場所であるか否か、撮影するにあたって相応しいスポットであるか、などです。
そのほか、アクセスの良さや、駐車場の有無などで選ぶケースもあるので、足を運びやすいことも条件として考えながら、素敵な時間を過ごせる場所を探してみてください。

まとめ:子どもの成長をお祝いしよう

七五三の晴れ舞台を写真に残そう

七五三は、子どもの成長をお祝いするにあたって大切な行事です。七五三が初めての方にとって、撮影する年齢の数え方や、時期等は大きな疑問であると思います。また、どこで参拝すればいいのか、といった点も七五三ではよく見られる疑問です。
ぜひ、七五三に関するあらゆる疑問を、今回の記事で解消したうえで、素敵なスケジュールを立てて家族での時間を楽しんでください。

ちなみに、ハピスタでは子どもたちの晴れ舞台である七五三の撮影を行っています。
参拝先などでのロケーションはもちろんのこと、スタジオでの撮影も可能なので、天候に左右されることなく快適に撮影を楽しめます。

また、ハピスタは全国8店舗を展開する、信頼と実績が評価された撮影スタジオです。撮影を担当するフォトグラファーやヘアメイクスタッフも高い技術力を持つ人材を厳選しているので、一人ひとりの個性や良さを引き出した1枚を期待できます。
大切な七五三を自分たちらしく記念に残したい、と考えている方はぜひハピスタへご相談ください。

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