七五三での親や祖父母の服装は?マナーや選び方のポイントを解説

七五三2024.02.13

七五三での親や祖父母の服装は?マナーや選び方のポイントを解説

七五三での親や祖父母の服装は?マナーや選び方のポイントを解説
七五三は祖父母も参加することが多いですよね。その際に気になるのが服装のマナーではないでしょうか。

七五三には、親はもちろんのこと、祖父母の服装にも一定のマナーがあります。

今回はそんな、悩みやすい親・祖父母の服装マナーを解説します。服装の選び方やポイント、おすすめの装いについて把握するとともに、七五三が初めての方に向けて、当日のスケジュールなどにも触れていきますのでぜひチェックしてみてください。


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七五三での父親・母親の服装選びとマナーについて

七五三でおすすめの両親の衣装
まずは、七五三の「親の服装」について解説します。

七五三での両親の衣装にはどのようなマナーがあるのか、望ましい服装は何なのかなど詳しく見ていきましょう。


お子さんを引き立てる服装で
基本的に七五三での親の服装は、「お子さんを引き立てる服装」が望ましいとされています。

そのため、親が目立つようなコーディネートはNGです。落ち着いた色を中心としたコーディネートや、無地でシンプルな服装で統一することがおすすめです。

また、仮に派手な服装でなくても、ジーンズやパーカーなど、カジュアルすぎる格好はマナー違反です。あくまでも七五三は伝統的な儀式なので、行事にふさわしい服装を心がけてください。


服装の格を合わせる
服装は、お子さんより格下の服であり、尚且つ夫婦で格を揃える必要があります。

具体的には、洋装であれば父親がスーツで母親がワンピース(もしくはセレモニースーツ)といった組み合わせ、和装であれば父親が羽織袴で母親が訪問着といった組み合わせが適しているでしょう。

夫婦で服装の格を揃えることで、七五三写真も統一感のある仕上がりになりますよ。


七五三の衣装はカラーを統一させる
七五三での服装は、なるべく家族全員のバランスを見ながらカラーを選ぶことが重要です。

主役となるお子さんは目立つカラーを、その他の家族は色味を揃えると良いでしょう。主役が引き立ち、家族全体にまとまりのある印象が生まれます。


七五三での母親の服装選びのポイントを洋装・和装別に紹介

母親の衣装
洋装・和装別に七五三での母親の服装や選び方のポイントをご紹介します。服装選びで心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。


七五三での母親の服装とは?
七五三での母親の服装は、主役であるお子さんより格下の服装を選ぶのがマナーです。和装であれば、格式が分かりやすいので、お子さんよりも格上になってしまうことはほとんどないでしょう。

また、お子さんが洋装の場合は、母親は和装は避けましょう。洋装よりも和装のほうが格上になってしまうので、お子さんの衣装が洋装の場合は、着物は相応しくありません。

また、当日のお子さんのお世話の手助けがあるか否かも踏まえて、服装を選べるといいでしょう。母親がメインでお子さんのお世話をする場合は動きやすい服装が安心ですし、祖父母がお子さんの面倒を見てくれるようであれば和装などの少々動きにくい服装も選択肢に挙がりやすくなるでしょう。


洋装
七五三で母親が洋装を選ぶ際には、上品なワンピースやセットアップのスーツなどが好ましいです。ただし、丈の短いスカートやノースリーブは七五三という伝統的な行事にはふさわしくないので注意してください。

また、アクセサリーの着用は問題ありませんが、派手なデザインは避けましょう。小物類はセミフォーマルを意識して選んでください。


和装
和装を選ぶ場合、着物は色や紋、素材などによって格が決まっているのでグレードを理解したうえで、選ぶことが重要です。

お子さんの着物の格と照らし合わせ、母親の格のほうが高くなっていないかをきちんと確認しましょう。

また、和装の場合は、控えめな色柄であり、尚且つお子さんを引き立てるようなデザインがおすすめです。お子さんと色柄が被らないようにも注意しながら、素敵な和服を選んでみてください。


七五三での父親の服装選びのポイントを洋装・和装別に紹介

父親の衣装
七五三では、父親がどのような服装を選ぶのがベストなのでしょうか。

ここからは、七五三に参加する父親の洋装・和装別にふさわしい服装と、選び方のポイントを解説します。


七五三での父親の服装とは?
七五三での父親の服装は、母親同様主役となるお子さんよりも格下の服装を選びましょう。

なお、父親の服装として一般的なのは、洋装であればスーツ、和装であれば羽織袴です。

ジーンズやTシャツといったカジュアルすぎる服装や、暗い印象を与えるコーディネートは避けましょう。


洋装
七五三で洋装を選ぶ場合、父親はスーツが一般的です。スーツはビジネススーツでも、結婚式などで着用するスーツでも問題ありません。ただし、派手なカラーは避け、黒やネイビー、グレーなどを選ぶと良いでしょう。

ネクタイは、遊び心を加えるようなイメージでお子さんの衣装に合わせるのもありです。おしゃれさと統一感が生まれて、全体的にこなれた印象になります。


和装
父親が七五三で和装を着用する場合は、黒紋付羽織袴は避けましょう。着物の中でも格が高い衣装なので、お子さんが主役の七五三では不向きです。

また、お子さんや母親が和装であれば、父親も和装で統一するのがおすすめです。家族全員が和装で統一しなければならないといったマナーはないものの、七五三写真の撮影や、お参りでまとまった雰囲気を与えることができます。


七五三での祖父母の服装

主役を引き立てる衣装で
七五三に祖父母が参加する場合、服装の決まりやルールは存在しません。

とはいえ、マナーは存在するので、あらかじめ把握しておく必要があります。お孫さんの七五三にマナーを守って参加するためにも、以下の内容を参考にしてみましょう。


お孫さんより格下の服装で
祖父母の服装として、基本的なマナーとなるのが、お孫さんよりも格下の服装を選ぶことです。和装は洋装よりも格が高いとされているので、仮にお孫さんが洋装で七五三に臨むこととなった場合には、祖父母も洋装が基本です。

また、お孫さんが和装であり、尚且つ祖父母も和装を選ぶのであれば、着物の格に注意したうえでお祝いごとに相応しい1着を選びましょう。


両親の服装に合わせる
祖父母が七五三に向けて服装を選ぶ際には、両親の服装に合わせることが重要です。お孫さんや母親・父親がフォーマルな服装であるにもかかわらず、祖父母が普段着で参加となってしまうのは好ましくありません。

とくに、日常生活でよく着用している普段着や、着古したよれよれの洋服などで臨むことは避けてください。

必ず、当日までに服装について母親や父親と相談しておき、お互いに認識のずれがないように注意しましょう。


主役を引き立てる服選びを
七五三では、主役となるお孫さんを引き立てるような服選びをしましょう。

お孫さんが華やかに見えるよう、祖父母は落ち着いた色柄の服装を選ぶことが大切です。具体的には、青やネイビー、ベージュ、グレーなどがおすすめ。華やかな装いのお孫さんの可愛らしさが引き立ちます。


普段着やカジュアルすぎる服装は控えて
七五三では、祖父母もある程度伝統の儀式を重んじた服装を選びましょう。そのため、デニムやTシャツ、パーカー、トレーナーといったカジュアルすぎる服装は好ましくありません。

服装について事前に確認しておかないと、母親・父親のほか、相手の両親もフォーマルな装いであるにもかかわらず、もう一方の祖父母がカジュアルな服装となってしまい、恥ずかしい思いをする可能性もあるので注意してください。


七五三での祖母の服装選びのポイントを洋装・和装別に紹介

洋装・和装どちらでもOK

七五三のための祖母の服装はどうしたらいいのでしょうか。


ここからは、七五三での祖母の服装の選び方や、おすすめの装いについて解説します。


洋装
七五三における祖母の服装は、「お出かけ着」です。かっちりとしたフォーマルな服装ではないものの、きちんとした印象を与える服装は祖母のコーディネートとしてピッタリでしょう。

ただし、ノースリーブや胸元の開いたトップス、膝上丈のスカートなど、肌の露出が多い服装は避けてください。

肌の露出が多い服は、お祝いの場面では好ましくないので、肌の露出が少ない服装を選びましょう。


祖母の七五三でのおすすめの装いは、王道のワンピースもしくはスーツです。いずれかであればマナー面で失敗しにくいので、安心してお孫さんの七五三で着用できます。

カラーはブラックやネイビー、ベージュなどを選ぶとなお良いでしょう。


和装
祖母が七五三で和装を選ぶ際に適しているのは「訪問着」「付け下げ」「色無地」の3つです。

お孫さんよりも格式が高くなってしまう心配がない和装であり、七五三で着用してもマナー違反になりません。

お孫さんの七五三に和装で臨みたい方は、ぜひ上記の着物を選んでみてください。


祖母がお孫さんの七五三で和装を選ぶのであれば、主役が引き立つ控えめなカラーがベストでしょう。落ち着いた色は、お孫さんの華やかな衣装を引き立てるので、写真撮影でもお孫さんの印象が強く残ります。

また七五三の季節に合わせた、秋らしいブラウンなどの色味もおすすめです。


祖母の服装に合わせたい小物
祖母の服装に小物を合わせる際には、バッグや靴のほか、アクセサリー、コサージュなどがおすすめです。

ただし、いずれもデザインは華美になりすぎないものが重要。シンプルなデザインや、落ち着いた色合いの小物を選んでください。


七五三での祖父の服装選びのポイントを洋装・和装別に紹介

スーツの方が選ばれやすい

祖父が七五三に向けた服装を選ぶ場合、どのようなコーディネートが適しているのでしょうか。

ここからは、七五三を控えている祖父に向けて、服装の選び方を解説します。


洋装
七五三における祖父の装いとして定番なのはブラックやダークカラーのスーツです。主役よりも目立ってしまう心配がなく、マナーもおさえたコーディネートなので、安心して選びやすいでしょう。

おめでたいシーンに合わせて、ちょっぴり遊び心を加えたいときには、ベストやチーフなどで特別感を演出するのもアリです。


和装
七五三で和装を選ぶ際には、祖父は紋なしの羽織袴が適しています。

紋付きの羽織袴は着物の中でも格が上なので、お孫さんの服装によってはあまり好ましくありません。

和装で失敗しないためにも、「紋なし羽織袴」を基本として、色やデザインなどを吟味して選びましょう。


七五三当日のスケジュールを確認

七五三当日は余裕を持って
七五三当日はどのようなスケジュールで過ごすのか、あらかじめ知っておきたい方は多いのではないでしょうか。

とくに、初めての場合は、七五三当日の1日の流れは把握しておけたら安心ですよね。

七五三当日のスケジュールについて、以下で解説していきますので、どのような流れで過ごすのかを参考にしてみてください。

祖父母が同行する場合は、以下をヒントにしながら無理のないように余裕のあるスケジュールを組みましょう。


一般的なスケジュール例
一般的なスケジュール例としては、まずお子さん本人や家族の着付けを行います。ヘアメイクも完了し、全員の身支度を整え終わったら参拝先でお参りを行います。

その後、スタジオ等で記念撮影を行い、お昼をやや過ぎたあたりの午後に食事会を行います。

とはいえ、家族の意向によっては、食事会を行わなかったり、そもそも参拝せずに記念撮影のみを行ったりするケースもあるので、お子さんや同行する祖父母の意見も視野に入れてベストなスケジュールを立てましょう。


七五三の前撮りを行うパターンも
七五三当日は他の参拝者も多いうえに、撮影スタジオも混雑しやすいことから、記念撮影のみ前撮りで済ませておくケースも多いです。

当日の予定に余裕が生まれるので、慌ただしくならないといったメリットがあり、子どもや祖父母への負担も軽減できます。

また、撮影時期によっては、割引きやキャンペーンを実施していることもあるので、お得に撮影できるチャンスもあるので、ぜひ前撮りも検討してみてください。


両親・祖父母揃って七五三写真撮影するならハピスタ


七五三はお子さんの衣装選びはもちろんのこと、両親や祖父母の服装にもしっかりと目を向ける必要があります。

選ぶコーディネートによっては、マナー違反となってしまう恐れもあるので、せっかくの七五三を安心して楽しむためにも、ぜひ本ページを参考にしながら、両親、祖父母などと話合って服装を決めていきましょう。


ハピスタでは七五三を迎えるお子さんの撮影サービスを提供しています。

お子さんの対応に慣れているフォトグラファーが撮影を担当しますので、「撮影中に泣いたらどうしよう」「迷惑がかかるかも……」といった心配はありません。お子さんの様子に合わせて、丁寧に撮影を行います。

また、スタジオ撮影なので、さまざまな背景をバックにして撮影することが可能。プロによるおしゃれなヘアメイクや素敵な衣装とあわさって、まるでモデルのようなクオリティの高い写真が残せます。

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