七五三の祖父母からのお祝い金の相場は?贈り方・お祝い返しについて

七五三2024.02.14

七五三の祖父母からのお祝い金の相場は?贈り方・お祝い返しについて

七五三の祖父母からのお祝い金の相場は?贈り方・お祝い返しについて
「七五三」は、祖父母にとって孫の成長を祝う大切なイベントです。

本記事では、七五三で祖父母が孫に贈るお祝い金は相場や、贈り方やお祝いの返しのマナーについてご紹介します。


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【七五三】祖父母からのお祝い金の相場

七五三のお祝い金
七五三では、祖父母から孫へのお祝い金でどの程度の金額を準備すべきなのでしょうか。

気になる「お祝い金の相場」を見ていきましょう。


孫の七五三で包むお祝い金の相場は1万~5万円
祖父母が孫の七五三で贈るべきお祝い金の相場は1万~5万円です。

孫の数や地域によっても異なりますが、1万〜5万円が相場となっています。高すぎても気を使わせてしまうリスクがあるので注意してください。

また、1万・3万・5万のいずれかから選ぶのが七五三のお祝いでのマナーです。

偶数は「陰」を意味するものなので避けたほうが無難です。

そして「4」は不吉・縁起の悪さを思わせる数字なので、お祝いの席ではふさわしくないと言えます。

ちなみに、お祝い金とは別にプレゼントや撮影費用を用意する場合は、1万円といった低めの金額を準備しても問題はありません。


七五三のプレゼントでおすすめは?

七五三のお祝いは何がおすすめ?
七五三で孫へ何かをプレゼントしたいと考える祖父母は多いものの、具体的に何を贈ったらいいのか悩んでしまう……といった声もよく耳にします。

男の子・女の子別におすすめのプレゼントをご紹介しますので、ぜひ贈り物選びのヒントにしてみてください。


男の子へのプレゼント
一緒に選びに行くと良い思い出づくりに!
男の子へのプレゼントとしておすすめなのが、袴や羽織、スーツ、コートなどの衣類です。

七五三当日や撮影時に着用できるような七五三のシーンで使えるものはベストです。

孫が七五三で着物を着用するのであれば、扇子や雪駄などもプレゼントとして喜ばれるでしょう。

また、七五三のシーンとは関係ない場所でも活用できるプレゼントを贈りたいなら、自転車や三輪車、もしくは孫の年代に合ったおもちゃなどがおすすめです。

おもちゃに関しては、七五三での撮影時間の合間や移動時間などで暇つぶしにもなるので便利です。


女の子へのプレゼント
晴れ舞台にふさわしい装いを
七五三を迎える女の子へのプレゼントとして、まずおすすめなのが当日に使える晴れ着やワンピース、髪飾り、ヘアピンなどです。

参拝・撮影で着用・使用できるので、プレゼントする側としても贈ったものをすぐに使ってもらえて嬉しさを感じられます。

また、女の子は見た目の可愛いお菓子やケーキをプレゼントするのも良いでしょう。

おしゃれに興味を持っている女の子であれば、普段使いできる可愛いバッグや、ママの真似をしながら楽しめるメイクボックスなども人気です。


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七五三のお祝い金の贈り方・マナー

家族で相談しながら決めること
七五三で祖父母からお祝い金を贈る場合、どのように渡せばいいのでしょうか。マナーを守ってお祝い金を贈るためにも、以下のポイントをおさえておきましょう。


参拝日の数日前に届くのが望ましい
厳密なルールはありません
祖父母が七五三のお祝い金を贈る際には、参拝日の数日前に届くように渡すのが望ましいと言えます。

目安としては、11月15日にお祝いをすると想定し、11月の1日から13日の間で贈るといいでしょう。

参拝日当日や前日は、孫家族が七五三の準備で忙しくしていることもあるため、きちんと配慮する必要があります。

しかし、七五三で一緒に参拝する予定であれば、参拝日当日に手渡ししても問題はありません。


のし袋(ご祝儀袋)に入れて渡す
ご祝儀袋で渡しましょう
七五三のお祝い金を包む際には、のし袋(ご祝儀袋)に入れて渡すことがマナーです。

現金をそのまま包まずに手渡すことは失礼にあたるため注意しましょう。

お札は折り目のない新札を選び、向きを揃えて包みましょう。

詳しくは後述しますが、のしは紅白蝶結びの水引を選び、表書きの上段には「七五三御祝」、下段にはご自身の名前を記入します。

裏面には孫の名前を記入するのが一般的です。


複数お祝いする場合は別々で用意する
一人ひとりに包むこと
もし、兄弟・姉妹で七五三を行う場合はお祝いは別々で包むのがマナーです。

下の子が3歳、上の子が7歳といったように、同時期に七五三をするケースは珍しいことではありません。つい、兄弟・姉妹でまとめてお祝いを包んでしまいがちですが、それぞれの成長に対するお祝いの気持ちを伝えるためにも、別々に用意しましょう。

お祝いとして包む金額は兄弟・姉妹ともに同じ額を準備しましょう。


七五三のご祝儀袋の書き方について

ご祝儀袋のマナー
七五三のお祝い金を包むためにも必要なのし袋(ご祝儀袋)。

日常的に使うものではないため、どのような水引を選ぶべきか、表書きはどう書けばいいのか、などで悩みがちです。

ここからは、七五三におけるのし袋のマナーについて解説します。


水引は紅白の蝶結び
紅白の蝶結び
七五三というお祝いごとのシーンで使うのし袋を準備する場合、水引は紅白の蝶結びを選びます。

まず、紅白を選ぶ理由は人生の晴れ舞台であり、おめでたい席であることを連想させる縁起の良い色であるからです。

また、蝶結びを選ぶのは、何度でも結び直しができることに由来し、「何度あっても喜ばしいこと」を意味します。

つまり、紅白の水引は、七五三を迎えた孫に対してお祝いの気持ちをめいいっぱい形にしたものであると言えるでしょう。


表書きは「七五三御祝」「御祝」
のしの表書きは、「七五三御祝」「御祝」、もしくはお祝いする年齢に特化した文言を記入します。
七五三で記入する文言
子供の年齢に合わせた文言を書くことで、より丁寧にお祝いの気持ちを伝えることができます。

記入の際に使用するのは、筆もしくは筆ペンが望ましいでしょう。

ボールペンやえんぴつ、サインペンなどを表書きに使用すると細く頼りない印象に感じてしまいますし、マナー違反でもあるので注意してください。


金額は大字で書くのが一般的
数字は漢字で
七五三では、のし袋の中に入れる中袋の表に、包んだ金額を大字(だいじ)で書きます。

大字とは、数字を漢字で表したものです。「一」「五」「万」などで表すことも可能ですが、伝統を意識するのであれば、「壱」「伍」「萬」といった書き方が適切です。

孫の成長を祝う大切なシーンでもあるので、ぜひ伝統を意識した書き方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


お祝いメッセージを同封しましょう
お祝いのメッセージを同封しよう
必須ではないものの、のしにお祝いメッセージを同封することで、気持ちが伝わるとともに孫からも喜ばれます。

とはいえ、手紙のように長文のメッセージを送る必要はありません。そもそも、字が読めないもしくは覚えたてて長文を読むことが難しい場合が多いため、お祝いの言葉にプラスして一言メッセージを添える程度でも十分です。

お祝いメッセージに迷ったときには、以下の例文を参考にしたり、独自にアレンジを加えたりして、活用してみてください。


【お祝いメッセージの例】
例文1:

「○○くん 七五三おめでとう!げんきなすがたがみられて、とってもうれしいです!ママ・パパのいうことをきちんときいて、これからもたのしくすごしてね」

例文2:

「七五三おめでとう! ○○ちゃんのえがおはいつもかわいくて、じいじとばあばはいつもしあわせです!これからもどんどんおおきくなってね」

例文3:

「○○ちゃん 七五三おめでとう!もうすっかりおおきくなって、おねえさんみたいだね。これからもすてきな○○ちゃんのままでいてね」

ほかにも、簡単にエピソードをまとめてみたり、孫からの嬉しかった言動・行動に触れたりするのも良いでしょう。簡単なメッセージでありながら、より気持ちのこもった内容になるのでおすすめです。


七五三のお祝い返しのマナー

お祝い返しは必須ではありません
祖父母から七五三のお祝いを受け取った場合、基本的にはお祝い返しは不要ですが、近年では七五三の報告と共にお礼の品を贈るケースも増えています。

祖父母に七五三のお祝い返しを贈る前に以下のポイントを確認してお返しの内容を考えてみてください。


お祝い返しの金額の相場
お祝い返し(内祝い)の相場
祖父母から、我が子の七五三の祝いを受け取った場合、お祝い返しをする際の金額相場は、いただいた金額の半額~3分の1です。

仮に5万円のお祝いをいただいたとしたら、お祝い返しは2万5,000円~1万6,000円相当のお返しが適切と言えます。

上記の金額よりも低いお返しは、祖父母に対して失礼となるので注意が必要です。

高額すぎるお返しも、相手が恐縮してしまうので、相場を守ったうえでお祝い返しを準備する必要があります。

また、注意しなければならないのが「現金でのお返しはNG」という点です。

七五三のお祝いで現金を受け取ったからといっても、お返しで現金を包むのは失礼にあたります。

そもそも七五三という場面に限らず、目上の人に対して現金を贈ること自体が失礼となるので注意してください。

なお、お祝い返しを贈るタイミングは、お祝いを受け取ってから2週間以内が目安です。お祝いを受け取ったら早めにお祝い返しを準備しましょう。


七五三お祝い返しのプレゼントの選び方
お祝い返し・内祝いで調べてみましょう
お祝い返しを現金で準備するのはマナー違反なので、基本的にはプレゼントを準備する必要があります。

無難な贈り物としては、内祝い用のギフト商品がおすすめです。

お祝いの席にふさわしい商品が厳選されているので、うっかりマナー違反になる心配がありません。

また、お祝い返しの相場に合わせた価格帯のギフトアイテムも多いので、贈り物選びで悩みにくいといったメリットがあります。

内祝い用のギフトではなく、自分で選んでお返しを贈りたい方は不吉なものは避けて選ぶことが大切です。たとえば、割れものは縁が壊れることを連想させますし、刃物は縁が切れることをイメージさせる不吉なアイテムです。お祝い返しとしてはふさわしくないので注意しましょう。


プレゼント以外のお祝い返しのアイディア
「内祝いはいらない」と言われることも
プレゼント以外で祖父母に喜んでもらえるようなお祝い返しをしたいときには、以下のようなアイディアがあります。

・七五三のお食事会への招待

・神社やスタジオで一緒に記念撮影

・撮影した写真をプレゼントする

孫の晴れ姿を見られることは、祖父母にとって幸せな贈り物です。

また、神社やスタジオで一緒に記念撮影をする経験や、撮影した写真を手元に残せることも、これ以上ない幸福なことでしょう。

素敵な思い出をプレゼントすることにもつながるので、「単純にプレゼントするだけでは物足りない」「素直に受け取りやすいものを贈りたい」と考える方は、ぜひ上記のアイディアを検討してみてはいかがでしょうか。


まとめ:七五三は祖父母も一緒に記念撮影でお祝いを

記念撮影で家族みんなでお祝い
今回は、祖父母から孫に対するお祝い金の相場やマナー、両親から祖父母に対するお祝い返しの相場やマナーなどについてご紹介しました。

七五三というおめでたいシーンでは、お祝い・お祝い返しを贈り合うことがマナーであり、正しい相場や贈り方を把握したうえで対応することが求められます。

七五三を控えている孫がいる祖父母の方や、祖父母からお祝いを受け取ってお祝い返しに悩んでいる方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしながら、マナーを守って贈ってあげましょう。


なお、七五三のお祝いやお祝い返しで記念撮影を検討している方は、ぜひハピスタへご相談ください。

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