お宮参りの服装は?赤ちゃん・ママパパ・祖父母の服装選びのポイントやマナー
お宮参りの服装は何を選んだらよいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
一般的に、お宮参りは赤ちゃんが主役となるので、同行者は目立ちすぎないようなコーディネートが望ましいとされています。ママやパパ、祖父母、兄弟は、主役を引き立てるような服装を選びましょう。
本ページでは、お宮参りにおける適した服装選びの方法をはじめ、服装選びのポイント・マナーを解説します。併せて、赤ちゃんの服装の参考例、同行者の服装の選びにも触れていくため参考にしてください。
▼七五三の撮影ならハピスタ
https://happy-photo-studio.jp/plans/5
お宮参りの服装を選ぶにあたり、いくつかおさえておくべきポイントとマナーがあります。当日のコーディネートで悩んでいる方は、以下の点を把握したうえで服装を選んでください。
お宮参りで服装を選ぶ際には、カジュアル過ぎる服装は避けてください。神社やお寺など、お宮参りは神聖な場所で行われる行事です。ジーンズ生地のパンツスタイルやスウェットなどの服装は好ましくありません。
また、足元はサンダルやスニーカーなどもNGです。服装も靴も「フォーマル」を意識して選びましょう。
まずは、赤ちゃんの服装を決定してから、同行者の服装を調整するとよいでしょう。
主役の赤ちゃんの服装よりも、同行者の服装が格上となってしまうのは避けましょう。赤ちゃんの服装と格を揃えて調整する、もしくは赤ちゃんの服装よりも格下となるように服装を考えるとよいでしょう。
お宮参りの服装を決める際には、季節や天候を考慮するのも大切です。夏場の暑さや、冬の寒さで体調を崩さないように、気温に合わせた服装を選ぶ必要があります。
また、春や秋など、比較的快適に過ごしやすい季節であっても、雨や曇りなどの天候によって冷えやすい場合も考えられるでしょう。
季節と当日の天候を確認したうえで、服装を決めると身体への負担を避けやすくなります。
お宮参りは、日本の伝統的な行事の一つであるため、過度な露出がある服装は避けなければなりません。例えば、ミニスカートやノースリーブ、ハーフパンツなどは男女ともに避けたほうが無難です。
近年は、フォーマルな服装であっても、露出の多いデザインがありますが、お宮参りの場では好ましくないため注意が必要です。
フォーマルな服装で、なおかつ露出を控えた服装を選びましょう。
お宮参りの服装を選ぶ際、授乳しやすい服装や動きやすい服装を選ぶと安心です。
母乳を与えている場合、お宮参り当日は何度も授乳するタイミングがあります。授乳しやすい服を着用していないと、授乳のたびに服を脱ぐ手間が増え、ママの負担も大きくなるでしょう。
近年は、授乳のしやすさに着目したフォーマルな服が増えているため、お宮参りに向けてチェックするとよいでしょう。
また、赤ちゃんを抱っこするのが想定される場合には、安全性にも目を向けて選ぶ必要があります。お寺や神社は階段や砂利、でこぼこした土の上などを歩くシーンも多いため、転倒リスクを少しでも減らせるよう、動きやすく安定した服装・靴を選んでください。
お宮参りにおける赤ちゃんの正装は、「白羽二重(しろはぶたえ)」と呼ばれる着物の上に、祝着(のしめ)を羽織るスタイルです。
男の子と女の子とで適した模様が異なるため、お宮参りを控えている方は以下をチェックしておきましょう。
お宮参りの男の子の服装は、「熨斗目模様(のしめもよう)」と呼ばれる衣装が一般的です。出世や大成を意味する模様であり、男の子らしさのある衣装といえるでしょう。
色は、黒や紫、濃紺、深緑といった落ち着いた色のほか、水色といった淡い色合いも人気です。衣装の柄もさまざまな種類がありますが、兜や鷹のほか、武者など、かっこいい柄が選ばれる傾向にあります。
お宮参りにおける女の子の服装は、「友禅模様(ゆうぜんもよう)」が定番とされています。上記の模様は、女の子らしい美しさ、気品などを意味しているのが特徴です。
人気の高い色は、お祝いの印象がある赤やピンクですが、近年は白をベースに可愛らしい柄を施した服装も注目されています。白の生地に桜や牡丹、手毬など女の子らしさや、子どもらしさなどが感じられる柄は、最近の人気です。
お宮参りの赤ちゃんが着用する「祝着」は、近年さまざまなブランドが手掛けています。有名なデザイナーやメーカーによって、現代のニーズにマッチした一着へと作られている点が特徴です。
トレンドをおさえた祝着や、かっこよさや華やかさがより強調された衣装など、ブランドならではの魅力がある服装が増えています。
一般的な店舗で販売されている祝着と比べると、やはりブランド品のほうが高額な傾向にありますが、レンタルできる場合もあります。気になるブランドの祝着があれば、レンタルがあるかをチェックしておきましょう。
近年のお宮参りでは、祝着ではなく、ベビードレスが選ばれるケースも増えています。
ベビードレスは、産院から退院する際やお宮参りで赤ちゃんに着せる、赤ちゃん用の洋装です。名称に「ドレス」が含まれているものの、女の子だけではなく、男の子も着用できます。
祝着や白羽二重と比べると、ベビードレスのほうが安価な傾向にあるため、コストを重視したいママ・パパも選びやすいでしょう。
夏・冬のシーズンのお宮参りでは、服装選びに十分な注意が必要です。
夏のお宮参りでは、風通しのよい素材を中心に選びましょう。また、肌着や内着などは汗などの水分を吸収しやすく、乾きやすいタイプを選ぶと赤ちゃんの負担を軽減しやすくなります。
また、冬のお宮参りでは、肌着を複数枚着せたり、帽子や靴下などで冷えを防いだりするなど、赤ちゃんが体調を崩さないように注意してください。
お宮参りに同行するママはどのように服装を選べばよいのでしょうか。
ここからは、ママの服装の選び方や選ぶポイントなどをご紹介します。
ママが服装を選ぶ際には、主役の赤ちゃんを引き立てるような服装を選ぶのが大前提です。
赤ちゃんより格上になる服装は避け、赤ちゃんと同じ格に揃えるか、格下を選ぶようにしましょう。
また、寺や神社内は足元が不安定な場所が多いため、安定して歩きやすい靴を選びましょう。
なお、母乳で授乳しているママは、授乳しやすい服を選ぶのも大切です。
ママがお宮参りで和装を選ぶ場合は、派手な色は避けてください。紺やベージュなど、落ち着いた色の訪問着もしくは色無地、付け下げを選ぶとよいでしょう。
赤ちゃんよりも派手になってしまう心配がないうえに、フォーマルな装いとなるためお宮参りでふさわしいコーディネートを実現できます。
お宮参りにおけるママの洋装としてふさわしいのは、ワンピースもしくはセレモニースーツです。
黒やグレー、紺などの落ち着いた色のフォーマルなワンピースは、お宮参りにピッタリの服装です。和装と比べて動きやすい服装でもあるため、赤ちゃんを抱っこして歩く際にもぴったりでしょう。
また、セレモニースーツを選ぶ際も、赤ちゃんよりも目立たない色合いを選びましょう。一着購入しておくと、子どもの将来の入園式や卒園式、入学式、卒業式などでも使えるため便利です。
お宮参りに同行するパパは、どのような服装を選ぶのが適しているのでしょうか。ここからは、パパの装いについて解説します。
お宮参りでのシーンでは、男性の服装はスーツが定番です。スーツの色は黒やグレー、濃紺などを選び、派手な色は避けましょう。
仮に、ママが和装を着用していても、パパも和装に揃える必要はありません。マナーの面でも、ママが和装でパパがスーツといった組み合わせは問題ないのを覚えておきましょう。
パパのスーツに合わせる「シャツ」「ネクタイ」は、お宮参りのシーンに合わせる必要があります。
シャツは白が選ばれる傾向にありますが、派手な色でなければ薄い青やグレーなど、落ち着いた色なら認められています。
また、ネクタイは、悪目立ちしない色・柄を選びましょう。ストライプなどの模様が入っていても問題ないものの、白や青、シルバーなどの目立ちすぎない色を選ぶのが大切です。
お宮参りに祖父母が同行する場合、どのような服装を選ぶのがベストなのでしょうか。
ここからは、祖父母の服装について詳しく解説していきます。
お宮参りの服装選びでは、祖母は赤ちゃんを抱っこしやすい服装を選んでください。お宮参りでは、祖母が赤ちゃんを抱くシーンが多いだけでなく、基本的にママが抱っこしていても、時折ママに変わって祖母が赤ちゃんを抱く場面が多いです。動きに制限の出ないような服装を選ぶとよいでしょう。
ただし、両家の祖父母がお宮参りに参加する際には、父方・父母それぞれの服装のバランスを意識してください。一方が和装なのに、もう一方が洋装となると、格式に違いが生じてしまい、全体的なまとまりがなくなってしまいます。
とはいえ、あくまでも主役は赤ちゃんであるため、格式の高い服装は避けてママやパパと服装を合わせると安心です。
お宮参りに参加する祖母は、和装であれば色留袖や訪問着、色無地、付け下げなどが選べます。ただし、落ち着いた色の和装を選び、派手な装いにならないように注意してください。
洋装を選ぶ場合は、フォーマルなシーンでも着用できるワンピースやスーツがベストです。露出の少ないデザインを選び、お宮参りにふさわしい装いにしましょう。
祖父の服装は、和装・洋装いずれも選べますが、スーツが定番です。和装でも問題はないものの、近年はあまり見かけないコーディネートと言えます。
そのため、祖父の一存でお宮参りの衣装に和装を選んでしまうと、相手の両親やママ・パパが困惑する場合があるので注意してください。和装を選ぶときには、ママ・パパに事前に相談しておくと安心です。
スーツを選ぶ際には、ブラックフォーマルスーツのような落ち着いた色のスーツのほか、ダークカラーの略礼装などがベストです。落ち着いた色合いの洋装は、お宮参りの祖父の服装として適しています。
ただし、同席する祖母と服装のバランスを合わせるのも大切です。お互いの服装に差があり、ちぐはぐな印象にならないように気をつけてください。
お宮参りに赤ちゃんの兄弟姉妹が参加する際には、よそ行きの服装を意識したコーディネートを心がけましょう。
男の子の場合は、スーツにネクタイといった洋装が適しています。スーツとネクタイの組み合わせは、大人っぽい印象も感じてかっこいいコーディネートです。
ほかにも、シャツに蝶ネクタイを組み合わせる服装もあります。子どもらしさを感じられる組み合わせです。どちらが適しているのか、よく考えたうえで検討しましょう。
女の子の服装は、ワンピースもしくはドレスを選びましょう。上品な佇まいになるような洋装であれば、おめでたい日にぴったりです。
ただし、男の子・女の子ともに、歩きやすい靴を選んであげてください。寺や神社は歩きにくい場所が多いため、転倒するリスクを視野に入れて本人に合う靴を選んであげましょう。
本ページでは、お宮参りの服装についてご紹介しました。お宮参りには、赤ちゃん本人のほか、ママやパパ、祖父母、兄弟姉妹に服装のマナーがあります。
きちんとマナーや注意点を把握しないままお宮参りに参加してしまうと、マナー違反となる可能性があるので注意が必要です。
今回ご紹介した「服装を選ぶポイント」などを参考にしながら、ぜひ素敵なコーディネートを選んでください。
ハピスタでは、お宮参りの記念撮影サービスを提供しています。さまざまなバリエーションのスタジオで撮影できるのが特徴で、赤ちゃんやご家族の素敵な表情を引き出す撮影が可能です。
撮影するフォトグラファーはお宮参りや七五三など、子どもの撮影に慣れたプロが担当。小さなお子様連れでも安心して撮影を楽しめます。
また、ママや子どものヘアメイクスタッフは、技術力が高く、本人の魅力を引き出すヘアメイク・メイクアップを行います。
現在、ハピスタは全国8店舗を展開しているため、ぜひお近くの撮影スタジオまでご相談ください。
Q:お宮参りとは別の日に撮影を依頼してもよいですか?
A:ご家族の都合や赤ちゃんの体調などに合わせて、撮影日は自由にお選びいただけます。
Q:両家の祖父母も一緒に撮影できますか?
A:両家の祖父・祖母も撮影にご一緒いただけます。
▼七五三の撮影ならハピスタ
https://happy-photo-studio.jp/plans/5