家族写真で年賀状を おしゃれな撮影のコツやアイディア、注意点を解説

ファミリーフォト2023.06.16

家族写真で年賀状を おしゃれな撮影のコツやアイディア、注意点を解説

家族写真で年賀状を おしゃれな撮影のコツやアイディア、注意点を解説
年賀状に使用する家族写真の撮影法やアイデアについて知りたいと考えている方は多いでしょう。

年賀状は新年の挨拶とともに、家族が元気に過ごしていること、子どもが成長したことなどを報告できる手段です。

年賀状に使用する家族写真を素敵に仕上げるには、撮影のコツやアイデア事例などもきちんと把握しておくことがポイント。

そこで、今回は「家族写真付きの年賀状」の作成を検討している方に向けて、受け取った相手が喜ぶ年賀状のポイントや、撮影のコツ・アイデアをご紹介します。

また、思わぬトラブルにならないための注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。


▼年賀状の撮影ならハピスタ

年賀状・年賀メールで新年の挨拶を


年賀状は家族写真で!
近年では年賀状離れが進んでおり、年賀メールやSNSでの挨拶が主流となってきています。

しかし、年賀状・年賀メールの目的は、昨年お世話になった方への感謝と新年の挨拶をするという点で共通しています。

家族がいる方は「家族みんな健康であると報告したい」、家族が新たに増えた方は「新しい家族を紹介したい」と考え、年賀状作成を検討することが多いでしょう。

その場合、家族写真を入れた年賀状・年賀メールを送るのがおすすめです。


▼ハピスタでオリジナル年賀状を作成するならこちら



家族写真入り年賀状 相手に喜ばれるためのポイント


お世話になった人に新年のご挨拶
せっかく家族写真入りの年賀状を作成するのであれば、相手に喜んでもらえるような1枚を作成したいところです。

まずは、「相手に喜ばれる年賀状」の秘訣をお伝えします。

家族全員の写真を入れる
子どもだけでなく、家族みんなの姿を見せましょう。
送った相手に喜んでもらえる年賀状を作成するためのポイントは、家族“全員”の写真を入れることです。

家族の写真を使用する際、ついつい子どもだけが写った写真を入れてしまいがちですが、「毎年子どもの写真だけ送られてくるのはモヤモヤする」といった意見もあります。

家族写真を入れるなら家族全員が写った写真を入れ、自分たちの近況を伝える形にしましょう。

小さな子どもでも裸の写真は避ける
小さな子どもであれば、裸姿も可愛らしく見てしまうものです。

しかし、年賀状で子どもの裸姿の写真を使用することは好ましくありません。

相手に悪気がなくても、我が子の裸の写真が流出してしまう可能性があります。

また、受け取り側によっては、子どもであっても裸の写真に抵抗を感じることもあるので、きちんと服を着用している姿の写真を使用してください。

手書きのメッセージを添える
大切な人にはメッセージを添えましょう。
近年はパソコンや専用アプリなどで簡単に年賀状が作成できる時代ですが、仕上げに手書きのメッセージを添えるのがおすすめです。

「今年もよろしくね」「近いうちに遊ぼうね」など、一言添えるだけで好印象になります。ちょっとしたイラストを描き加えてもよいかもしれませんね。

自分のために書いてくれたという特別感を与えられるので、ぜひ「手書きのメッセージ・手描きのイラスト」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

他人の子どもが写った写真は使わない
年賀状で家族写真を使用する際、他人の子どもが写った写真を許可なく使用することは避けましょう。

子どもの友人や親戚の子どもなど、他人の子どもの写真を許可なく使うことは肖像権の侵害にあたります。

思わぬトラブルに発展してしまうリスクがあるので、使用する写真に家族以外が写っていないかをきちんと確認してください。

送る相手との関係性を考慮する
送る相手に考慮した写真選びを
家族写真を年賀状に使用するなら、送る相手との関係性を考慮したうえで適切な写真を選ぶことが大切です。

送る相手にも子どもがいるなど、家族構成や生活環境が似ている方からは、子どもの写真を好意的に受け止めてもらいやすいでしょう。

しかし、事情により子どもがいなかったり、そもそも独身で生活している方が送り先である場合、子どもの写真が入った年賀状は好ましく思われない可能性があります。

家族写真を嫌がるかどうかを判断するのは難しい場合も多いので、相手に配慮したメッセージを添えるなどの工夫が必要です。

送り先との関係性を考えたうえで、どのような写真を使用するか?どういったメッセージ内容にするか?を検討してみてください。

会社関係者にはシンプルなデザインで
仕事関係の方にはシンプルなデザインがベター
会社や取引先など仕事に関わる方へ年賀状を送る際には、あまりカジュアルになりすぎないよう、シンプルなデザインを選ぶことをおすすめします。

ビジネスの関係でありながら、親しい友人向けのようなデザインの年賀状を送ってしまうと「公私の区別がつけられない人」といった誤解を招く恐れがあります。


年賀状に家族写真を載せるアイディア


年賀状にぴったりの家族写真とは?
年賀状に家族写真を載せたいと考えているものの、どうすればいいのか分からない…と悩む方は少なくありません。

ここからは、そんなお悩みを抱える方へ向けて、家族写真を使用した年賀状を作成する場合に役立つアイディアをご紹介します。

子どもの成長の節目に
子どもの成長を報告
年賀状に家族写真を作成したいときには、「子どもの成長の節目に撮影した写真」を使用するのがおすすめです。

たとえば、七五三や入園式、入学式、誕生日などの行事は、子どもの成長が分かりやすいシーンです。新年のおめでたい時期にもぴったりなので、迷ったら行事のときの写真を選びましょう。

いつもの公園で撮影
家族の日常を切り取って
年賀状に使用する写真として、おすすめのアイデアが「公園で撮影した写真」です。

特別な瞬間ではなく、あえて日常のほのぼのとしたワンシーンを選ぶことで、普段から元気にしていること、幸せに暮らしていることなどを伝えられるでしょう。

旅行先での写真
旅行先での特別な1枚
せっかくの年賀状だから、特別感を得られるような写真を使いたいと考えている方は、「旅行先での写真」を選んでみましょう。

家族で遠方へ旅行したときの写真や、旅行先で記念撮影をしたときの写真など、非日常なシーンで撮影した写真も年賀状によく映えます。

さりげない後ろ姿で
ワンポイントに載せるならおすすめです。
「子どもの顔写真をそのまま使うのは抵抗がある」「写真の流出が不安」などと心配してしまう方は、後ろ姿を写した写真がおすすめです。

後ろ姿でも、家族の雰囲気や成長、元気そうな様子などは伝わります。

おしゃれな写真に加工するために、あえて後姿を撮影する方も多く見られますので、さまざまな撮り方・加工方法をチェックしてみるとよいでしょう。

モノクロやシルエット写真で
シルエットなら顔出しなしでもおしゃれに決まる

顔出しなしで、なおかつオシャレな写真を年賀状に使用したい場合は、モノクロ・セピア加工を施したり、シルエットを撮影したりするのもひとつの手です。

顔が写っていなくても「アートな雰囲気があふれる年賀状」に仕上がるので、物足りなさを感じにくくなりますよ。

干支のデザインでわかりやすく
干支のイラストやみんなでコスプレはいかがでしょうか?
毎年年賀状を受け取っていると、いつの年賀状なのかわかりにくいことも。

干支のデザインで年賀状を仕上げると、どの年にもらった年賀状なのかわかりやすくなります。

また、干支のイラストを使うことで、家族の賑やかさや温かさが伝わりやすいという特徴もあります。


おしゃれで自然に!家族写真撮影のポイント


家族写真のおすすめの撮影方法
年賀状で使用するために家族写真を撮影する場合、どのようなポイントをおさえておけばよいのでしょうか?

ここからは、自宅や近所ですぐに実践できる、撮影方法やコツを解説します。

自宅で撮影する場合
自宅で撮影するなら明るい白壁で
自宅で撮影する場合には、まず自然光が入る場所を探しましょう。

暗い部屋では表情も暗く写りがち。仮に照明を使用したとしても、不要な影が入ってしまったりして綺麗に写りにくいです。

また、背景はなるべく「白」もしくは「グレー」など、シンプルで明るめの壁を選び、写る家族が引き立つような場所をチョイスしてください。

屋外で撮影する場合
ロケーション撮影は午前中がおすすめ

屋外で撮影するにあたって、公共の場を検討している場合にはマナーを守って撮影を楽しんでください。

また、他の利用者の迷惑にならないよう、なるべく短時間で済ませることも大切です。

家族以外の利用者が多いときには、通行人の顔が写り込まないように注意したり、トラブルを避けるためにも看板が写らないようなアングルを探しましょう。

なお、日差しが強いと明るすぎてしまい、写真の仕上がりに影響が出てしまうことがあります。

日差しが強いと判断される日は、木陰での撮影もしくは逆光となる向きでの撮影を検討してみてください。

太陽の位置を意識して撮影する
撮りたいイメージに合わせて太陽光をうまく使いましょう。
屋外で撮影する際には、被写体となる家族と太陽の位置関係に注目して撮影しましょう。

屋外で撮影するとき、太陽の位置が写真の出来栄えに大きく関わります。最低限「順光」「逆光」「半逆光」の違いを把握し、ベストな太陽の位置を探してみてください。

■順光
被写体に対して正面から太陽の光を受ける角度です。陰影が明確になるので、メリハリのある雰囲気の写真を撮影できます。

■逆光
背中に太陽の光が当たるようなイメージです。柔らかくソフトな印象を感じる写真になるので、家族写真の向きとして人気です。

■半逆光
被写体の斜め後ろから太陽の光が当たるような向きです。逆光のような柔らかい雰囲気がありながらも、ドラマチックで立体感のある写真が撮影できます。

写真に込める思いに合った構図を選ぶ
構図を工夫すると一気におしゃれに!
写真における代表的な構図には、三分割法や二分割法があります。

中でも三分割法が有名で、人物を強調したいときにも使われています。二分割法は主に風景を撮影するときに向いているので、風景+人物の撮影をしたい場合に選択しましょう。

家族写真を撮影するときは、上記の構図の他に「三角構図」も人気があります。

三角構図は、三角形または逆三角形に人物が並んだ状態で、安定感・ダイナミック感・インパクトを重視したい方におすすめです。3人家族はもちろん、4人以上の場合でも三角形の辺を意識して並べば問題ありません。

人物の表情やポーズが固い場合の対処法
リラックスした写真を撮影するには?
家族の表情が固いと感じるときには、シャッターを切る際に「いい表情してるね!」「今の顔可愛い!」などと声をかけてみましょう。

また、撮影するママ・パパ自身も笑顔であることが重要です。可能であれば、歩きながら撮る、遊びながら撮るなど子どもが緊張しないような工夫も検討してみてください。


▼年賀状の撮影ならハピスタ



スマホで撮影する場合のポイント


スマホでも工夫次第で幅広い撮影パターンが可能
年賀状で使用する写真といえば、一丸レフなどで撮影したものをイメージしますが、スマホで撮影した写真でも年賀状の作成は可能です。

スマホで写真を撮影したいと考えている方は、以下のコツをチェックしたうえで撮影にチャレンジしてみてください。

ピントや明るさを調整する
背景をぼかしたり、カメラの機能で明るさを調整したりして、おしゃれな写真が撮影できるようにしましょう。

背景をぼかす方法は、「ポートレートモード」の使用がおすすめ。ワンタッチで人物の顔にピントが合い、背景が綺麗にぼかせるので便利です。

美肌モードを活用する
年賀状で綺麗な写真を使用するためにも、カメラの「美肌モード」を活用してみましょう。

肌のトーンが明るくなればその分表情も明るく見えますし、気になる部分も補正できるので満足度の高い写真が仕上がります。

ただ、美肌モードは使用している端末によっては搭載されていないので、必要に応じて美肌モードを搭載したカメラアプリを使ってみてください。

アプリで加工する
撮影した後に、アプリで加工することでおしゃれな年賀状へと仕上げられます。

年賀状作成が可能なアプリであれば写真の明るさを調整したり、コラージュして年賀状に使えるデザインを完成させたりすることができますよ。スマホ1台で加工・編集が可能なので、パソコン操作に不安がある方にもおすすめです。


アングルやポーズ・服装のコツ

アングルやポーズで工夫を
年賀状は新年の挨拶の意味もあるので、せっかく写真を使用するならアングルやポーズ、服装にこだわりたいと考えている方も多いでしょう。

ここからは、ワンランク上の写真を撮影するためのコツをご紹介します。

アングル・ポーズ、並び方
子供を真ん中にしたり、背の順に並んでみたり。
家族が横一列に並ぶ場合には子どもを真ん中にして、ママ・パパが両脇に立つとバランスのとれた写真に仕上がります。

顔のアップを撮りたいときには、高いアングルでの撮影を意識すると、きちんと目が開くので表情が明るく見えるのがポイントです。

また、全身を撮影する際には、ローアングルで撮影することで足長効果に期待できます。

ちなみに、公園で撮影する場合には、芝生やベンチなどを活用して撮影することで、いろいろな表情・ポーズを引き出しやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

服装で統一感を
色や素材を合わせると効果的
家族みんなの服装に統一感を持たせると、全体的にまとまりのある印象の写真に仕上がります。

とはいえ、リンクコーデである必要はありません。

服の色を揃える、使用する小物を揃えるなど、部分的にリンクさせるだけでも十分に統一感が出ます。

家族写真入りの年賀状を印刷するポイント

年賀状を印刷するときのポイントとは?
家族写真入りの年賀状を印刷するときは、3つのポイントをおさえると満足できるクオリティに仕上がります。

・はがきの種類を選ぶ
・印刷タイプをチェックする
・写真を選定する

それぞれのポイントについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

はがきの種類を選ぶ
年賀はがきはインクジェット写真用を選びましょう。
年賀状に使われるはがき「年賀はがき」には、普通紙・インクジェット紙・インクジェット写真用の3種類があります。

普通紙は手書きをしたり、レーザープリンターを使用したりするのに向いていますが、インクジェット紙・インクジェット写真用はコーティングされているため、手書きやレーザープリンターには不向きです。その代わり、普通紙よりもキレイに印刷できるのがメリット。

写真入りの年賀状にする場合は、インクジェット写真用を使用すると、写真の画質が落ちることなく印刷できます。

印刷タイプをチェックする
プリンターの印刷タイプを確認
年賀状の印刷タイプには、インクジェットプリンターかレーザープリンターがあります。自宅のプリンターで印刷したい場合は、どちらのタイプなのかを確かめておきましょう。

インクジェットプリンターの場合は、どのはがきを使用しても、イラスト・写真がキレイに印刷しやすいです。

一方、レーザープリンターはインクジェット紙・インクジェット写真用のはがきに対応していないため、万が一使用すると故障するおそれがあります。

このことから、年賀状を印刷する際は「インクジェットプリンター」を使うことをおすすめします。

写真を選定する
サイズを間違えると粗く見えることも
年賀状に使う写真を選ぶときは、サイズや画質に着目しましょう。

年賀状として印刷するとき、300〜350dpi程度の解像度が必要だとされています。

300dpiの場合は1181ピクセル×1748ピクセル、350dpiの場合は1378×2039ピクセルが望ましいです。

最近のスマートフォンで撮影した写真に関しては、上記よりも高画質であることが多いため、そのまま年賀状に使用できる可能性があります。

数値や設定がわからなくてもサンプルで確認すると写真の画質がわかりますので、印刷前に試し刷りをするのがおすすめです。


▼ハピスタでオリジナル年賀状を作成するならこちら



家族写真入り年賀状はいつまで?


家族写真を送るのは子供が何歳になるまで?
家族写真が入った年賀状は、いつまで送っても良いものなのか気になる方は多いでしょう。

実際にママ達に意見を聞いてみたところ、以下のような声が挙がりました。

子どもが小学生に上がるまで
子どもの成長とともにプライバシーも気になるところ
家族写真を年賀状に載せるのは「子どもが小学校に入学するまで」といった意見がみられます。子どもがある程度大きくなると、プライバシーが気になり始めるママ・パパが増えることが影響しているかもしれませんね。

具体的に、「年賀状で子どもの写真を使用するのは未就学児までで、小学生以降は年賀状に使用しない」と考えるママの声もありました。

子どもが小学生の間まで
小学校低学年までが一般的
ママの意見として最も多かったのが、「子どもが小学生の間」です。
子どもが小学生の間は成長が分かりやすいだけでなく、まだ幼さも残る時期なので、写真を見る側としても可愛らしさを感じられます。

子どもが中学生の間まで
「子どもが嫌がったらやめる」というご家族も多いです。

ママの中には「子どもが中学生の間までであれば、年賀状の写真に家族写真を使用したい」といった声もありました。

子どもが成長すると家族撮影の機会が減りやすいため、「撮影の機会が多い中学生までは年賀状で家族写真を使用したい」と考えるようです。

実際、子どもが高校生になると家族写真を嫌がったり、部活や友達との外出などを優先するようになったりして、家族写真を撮影することが難しくなる家庭もあります。そのため、「中学生までは家族で撮影したい」と考えるママの気持ちも当然かもしれませんね。


まとめ:年賀状を特別な一枚で


お世話になった人に家族の笑顔を見せてあげましょう。
今回は、年賀状で家族写真を使いたいと考えている方へ向けて、おしゃれな撮影のコツやアイディア、注意点などについてご紹介しました。

ぜひご紹介した内容を参考に、素敵な年賀状を作成してみてくださいね。

ハピスタでは、年賀状に使用できる家族写真の撮影を行っています。七五三や入学式などの節目の撮影はもちろん、日常を切り取ったようなカジュアルな1枚も撮影可能です。

バリエーション豊かなスタジオ撮影が可能なので、写真にこだわりたい方にもご満足いただけます。
家族写真の撮影はハピスタ
また、撮影を担当するフォトグラファーは経験が豊富なプロなので、要望に合わせて理想通りの撮影が可能です。

ヘアメイクも、技術力の高いスタッフが担当するので、特別感のある素敵なヘアスタイルを実現します。

現在、全国8店舗展開していますので、ぜひお近くのハピスタまでご相談ください。


▼年賀状の撮影ならハピスタ