七五三で人気の日本髪とは?必要な髪の長さや年齢別アレンジ例も
七五三の和装にマッチする髪型の一つとして知られている「日本髪」。お子さんの七五三では着物を着せたいと考えている方にとって、気になるヘアスタイルなのではないでしょうか。
近年の七五三では「新日本髪」が人気を集めている状況ですが、注意点として髪の長さが必要な点が挙げられます。場合によっては、日本髪及び新日本髪が難しいケースもあることを覚えておきましょう。
そこで、今回は七五三を控えているお子さんを持つママ・パパ向けに、日本髪の基礎知識や特徴をご紹介します。必要な髪の長さなどの条件やアレンジ、着物に似合う髪型などをチェックしていきましょう。
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七五三の日本髪には、大きく分けて「日本髪」と「新日本髪」の2種類があります。
まずは、それぞれの特徴をご紹介します。
日本髪は、日本の伝統的なヘアスタイルの一つです。正式な日本髪は髪結い師によって結い上げられるのが特徴で、基本的にアレンジすることはできません。イメージとしては、京都の舞妓さんのようなきっちりと結い上げたヘアスタイルです。
また、一口に日本髪といっても、さまざまなスタイルがあります。代表的なヘアスタイルは「文金高島田」「勝山」「唐人髷」「丸髷」などです。
日本髪は和装にマッチする髪型なので、七五三では人気のヘアスタイルですが、現代は「新日本髪」のほうが注目されています。
日本髪と比べて、そこまで髪の長さが必要なく、またヘアセットもしやすいといった利点があるからです。
さらに、ワックスやヘアスプレーなどを活用することでアレンジできることから、新日本髪が人気を集めています。
日本髪や新日本髪では、美しい形に整えるために髪の長さが重要になります。そのため、髪が伸ばしやすい「7歳の七五三」で選ぶのがおすすめです。
ここでは、7歳のお子さんが日本髪・新日本髪を結う場合、髪の長さがどのくらい必要なのかご紹介します。
日本髪・新日本髪を結うために必要な髪の長さは、肩下10~15cm程度です。短すぎると、うまく上部でまとまらず襟足部分がパラパラと落ちてきやすいので注意してください。
また、髪の長さが15cm以上ある場合、長さやボリュームによっては逆に結いにくくなります。
腰くらいまで髪を伸ばしているお子さんは、その長さを活かしたヘアアレンジを行うか、適度な長さにカットしてから日本髪を結うとよいでしょう。
前髪ありの日本髪を希望する場合、前髪の長さに決まりはありません。
前髪を斜めに流したり、眉毛が隠れるように下ろしたりするなら、眉下くらいの長さがあるとよいでしょう。
前髪アップスタイルの日本髪を希望する場合は、鼻下からあごくらいまでの長さが必要です。
前髪がこれよりも短いと、アップにしたときまとまりづらく、撮影中に前髪が崩れる可能性があります。
前髪アップなのか、下ろすのかで必要な前髪の長さが変わりますので、ヘアスタイルが決まるまでは前髪をカットするのは避けましょう。
日本髪テイストのヘアスタイルは、7歳の七五三で選ばれることが多いものの、3歳のお子さんでも選択可能です。
ただし、2つの注意点がありますので、日本髪がお子さんに適しているか検討してみてください。
日本髪テイストの髪型は、毛量や長さなど、ある程度のボリュームが必要となります。髪の量が多く、長さもある場合は、ぜひ日本髪にも挑戦してみましょう。
毛量や長さが足りずに泣く泣く日本髪を諦めなくてはいけない場合は、日本髪風のヘアアレンジがおすすめです。髪をアップにし、襟足に髪を垂らすと日本髪のようなスタイルになります。
また、日本髪風ヘアアレンジなら、ウィッグやアレンジで何とかなる可能性があります。ウィッグや部分的なつけ毛をセットできるかどうかは、美容師やヘアメイク担当が判断しますので、事前に確認しておきましょう。
ヘアアレンジの際に、どうしてもお子さんがじっと待っていられない場合には、手の込んだ日本髪ではなく、手早く済ませやすい「簡単ヘアアレンジ」を選びましょう。
七五三は晴れ舞台であるため、せっかくの機会だからと手の込んだヘアアレンジを希望するママ・パパは少なくありません。
しかし、無理強いして泣かせてしまっては、大切なお祝いが台無しになってしまいます。なるべく笑顔でお子さんが撮影できるように、負担の少ないヘアアレンジを選びましょう。
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お子さんに似合うヘアスタイルにして可愛さをさらに引き出したいところ。新日本髪は、レトロな和装に合わせつつ、モダンスタイルにも見せられる素敵なヘアスタイルです。
新日本髪のヘアアレンジには様々なタイプがありますので、ここでは特に人気のある4つのアレンジ方法をご紹介します。
七五三の新日本髪で人気なのが「桃割れ」です。
桃割れとは、左右両サイドに分けて輪っかを作り、髪を膨らませたようなヘアスタイルのこと。七五三らしい華やかさと、女の子らしい可憐さが感じられます。
和装との相性が抜群で、年齢関係なく、女の子の七五三で選ばれやすいです。
あんみつ姫風スタイルとは、襟足の髪を下ろしたアレンジで、元気いっぱいな雰囲気になるのが特徴です。現代では個性的に見えますがレトロな雰囲気も感じられます。
「他とは被らないようなヘアアレンジがしたい」「古風な可愛さを楽しみたい」とお考えの方は、あんみつ姫風スタイルを検討しましょう。
他のお子さんと被りやすい新日本髪ですが、髪飾りでアレンジすると個性を出すことができます。
衣装とヘアアレンジの統一感を重視するなら、衣装に使われている色と同系色の髪飾りを選ぶのがおすすめです。また、アクセントとして髪飾りを取り入れたいときには、あえて衣装と反対色の髪飾りを選ぶのもよいでしょう
お子さんに似合う素敵な髪飾りを探して、「和装×新日本髪」のスタイルを際立たせましょう。
新日本髪は前髪の雰囲気が重要です。
前髪をアップにしておでこを出すようなヘアスタイルは、凛としていて爽やかかつ元気な印象を与え、前髪ありのヘアスタイルは、大人びたような印象を与えます。
また、ストンと下ろしただけのまっすぐな前髪と、ふんわりとまいた前髪とでは印象が大きく異なります。お子さんの顔立ちや衣装のデザインなどと照らし合わせながら、前髪のアレンジ方法を決めましょう。
着物に似合う髪型は、日本髪以外にもさまざまなスタイルがあります。
ここからは、古典的な髪型からモダンな髪型まで幅広くご紹介していくので、衣装のデザインやイメージしている雰囲気などと照らし合わせながら、納得できる髪型を探してみましょう。
子どもらしいハツラツとした印象を感じられるヘアスタイルです。どんな着物にも似合うため、衣装関係なく多くの方から選ばれています。
高め位置のお団子にすれば、上品で大人っぽい雰囲気になるため、7歳の七五三でも人気が高いです。
ハーフアップは、ショートボブからロングヘアまで幅広いヘアスタイルに合うアレンジ方法です。襟足部分は下ろし、耳の高さから上の髪をアップにするのが特徴的。
襟足を外ハネにすれば元気いっぱいに、ふんわり巻けば可愛らしい雰囲気に仕上がるため、お好みに合わせたアレンジを楽しみましょう。
三つ編みといっても様々な種類がありますが、中でも注目されているのが、片方の肩に垂らす三つ編みヘアです。後頭部から編み込み、三つ編みを適度にほぐしてボリュームアップすると華やかさが増します。
また、ツインの三つ編みも子どもらしさがあって可愛く仕上がります。三つ編みをしている部分に、小ぶりなヘアクリップをつけるのもおすすめです。
ボリューミーな髪のお子さんには、近年話題になった玉ねぎヘアがお似合いかもしれません。三つ編みよりもインパクトがあり、ほぐし方次第でボリュームを調整できるのがメリットです。
また、髪の量が少なく、細い毛質でも、おさげができる髪の長さがあれば玉ねぎヘアにできます。
七五三のお祝いでお子さんが和装を着用するなら、衣装にマッチする髪型を選びたいところです。代表的なヘアスタイルは、日本髪や新日本髪であり、いずれも日本人らしく伝統を重んじた髪型と言えます。
しかし、近年はアレンジの幅が広いこともあり、和装に似合うさまざまなヘアスタイルが増えています。
ハピスタでは、日本髪及び新日本髪のヘアアレンジには対応していませんが、和装に似合うさまざまなヘアスタイルを提案しています。
プロのヘアメイク担当者が、お子さんやママ・パパの希望に寄り添いながら素敵な髪型に仕上げていくので、ぜひヘアスタイルのイメージができていない方も安心してご相談ください。
また、ハピスタはバリエーション豊富なスタジオ撮影が可能です。撮影するフォトグラファーは七五三撮影の実績が豊富な専門スタッフなので、お子さんの素敵な笑顔を写真に残します。
現在、関東・関西エリアに8店舗展開していますので、ぜひ一度お近くのハピスタスタジオまでお気軽にお問い合わせください。
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