七五三は神社?お寺?参拝先の選び方とお参りマナー
七五三は神社で参拝すべきか、お寺で参拝すべきかで悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
我が子の七五三が近づいてきたものの、「そういえばどこで参拝するのが正しいのかわからない!」と慌てるケースは珍しくありません。
そこで、今回は七五三の参拝先を知りたい方や、初穂料、七五三における服装のマナーに不安を感じている方へ向けて、七五三における基本的な知識を解説します。
マナーに沿って七五三を迎えるためにも、ぜひ本記事の参拝先の選び方やマナー、服装などについてチェックしてみてください。
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結論から言うと、七五三の参拝先は、神社・お寺のどちらを選んでも問題はありません。
家からのアクセスの良さや、写真映え、過ごしやすさなど都合の良い条件で判断することも可能です。七五三は幼い子どもとともに一日過ごす日でもあるので、なるべく負担のかからないように配慮して参拝先を選んであげることが大切です。
七五三での参拝先を選ぶ際には、まずはアクセスの良さや駐車場の有無をチェックしましょう。幼い子どもと一緒に参拝することになるので、なるべく子どもの負担にならないようアクセスの良い参拝先を選ぶことが大切です。
たとえば、移動からの移動距離が短い参拝先や、最寄り駅から近い参拝先などは子どもの移動時の負担を軽減しやすいのでおすすめです。
また、車で参拝先まで移動する予定であれば、駐車場があるのかを確認しておきましょう。神社・お寺によっては駐車場を設けていない場合もあります。万が一駐車場が設けられていないところで参拝をしたい場合には、近隣に有料駐車場やコインパーキングなどがあるかを確認しておきましょう。複数の候補を挙げておくことで、駐車予定であったパーキングが空いていなくても、別の候補の駐車場へ速やかに移動できるので安心です。
七五三の参拝先を選ぶ際には、なるべく移動時間が短い場所を選ぶことをおすすめします。七五三は特別なお祝い行事であることから、つい遠方の有名なお寺や神社などへ足を運びたくなるものです。しかし、移動時間が長くなると、子どもが疲弊してしまうリスクがあるので注意が必要。参拝先に到着したときには、すでに疲れていて機嫌が悪い……といった可能性も考えられます。
子どもが疲れる前に往復できるよう、自宅もしくは実家から近いお寺・神社を選ぶことをおすすめします。
七五三の参拝先を選ぶ際のチェックポイントの一つが、境内の歩きやすさです。とくに、子どもや母親の衣装が着物である場合、歩きにくい環境は負担となってしまいます。
子どもや親が着物で七五三の参拝をする際には、鳥居から拝殿まで短いお寺・神社のほか、階段がないもしくは少ない場所を選ぶと、快適に七五三当日を過ごしやすくなるでしょう。
七五三の参拝先が自由に選べるとはいえ、いざ選ぼうにも「どこで参拝すべきか」は悩みやすいものです。
参拝先選びで迷ったときには、以下の候補を参考にしながら、家族で足を運びやすいお寺・神社を選んでみてはいかがでしょうか。
七五三における参拝先の候補として、まず挙げられるのが地元の神社です。現代では七五三の参拝場所に捉われることはありませんが、本来は七五三の参拝は地元の神社で行うものでした。これは、地元の神社の氏神さまにその地域の子どもの生死が委ねられていたことが由来です。
地元に、普段から参拝や初詣などでお参りしている神社があれば、ぜひその神社を七五三の参拝先の候補として検討してみるといいでしょう。
お宮参りをした神社は、七五三における参拝先としておすすめの場所の一つです。その神社でお宮参りから七五三までお参りすることができたら、我が子が小さな頃からそのお寺・神社の神様が見守ってくれていると感じられるもの。赤ちゃんの頃からお世話になった場所として、思い出深さも感じられるでしょう。
地元に馴染みのお寺・神社がない場合や、お宮参りをした神社が遠方で参拝が難しいなど、事情がある場合には、思い入れのある神社を選ぶといった選択肢もあります。
両親が子どもの頃に七五三で参拝した場所や、我が子が生まれる前に安産祈願で足を運んだ場所など、思い入れのある神社のある方は少なくありません。
また改めてお世話になることを伝えるつもりで、参拝先を選ぶのも有効な選び方の一つと言えるでしょう。
移動やアクセスなどに問題がなければ、七五三の参拝場所として有名な寺社仏閣を選んでみてはいかがでしょうか。
お寺や神社によっては、子どもの成長にとくに関わりのある場所や、七五三のご祈祷を受けることが縁起の良いとされるお寺・神社などがあります。
七五三シーズンは混雑しやすいものの、せっかくの機会に有名な寺社仏閣で祈祷を受けたいときには検討してみてはいかがでしょうか。
参拝シーンを記念に撮影したい方は、撮影が許可されている神社を選ぶ必要があります。お寺や神社によっては、他の利用者とのトラブルなどを防ぐために撮影を禁止としていることがあるのです。
七五三で参拝している様子を写真におさめるはずが、撮影禁止で写真に残せなかった……といった自体は避けたいところでしょう。
事前にきちんとリサーチして、撮影が可能な神社を確認したうえで参拝先として検討してください。
七五三で参拝するにあたって、知っておかなければならないのがそのマナーです。
どのようなマナーがあるのか、以下から具体的に見ていきましょう。
神社で参拝する場合、まずは、鳥居の前で一礼します。その後、鳥居をくぐって参道へ向かいますが、参道の真ん中は神様が通る道であるため中心を避けて歩きましょう。
手水舎(ちょうずや・てみずや)では、柄杓で手と口を清めていきますが、口を付けて飲むのはNGです。
お賽銭を入れたら、「2礼2拍手1礼」に沿って参拝します。境内を出たら、一旦鳥居を振り返り一礼してそのまま帰路につきましょう。
お寺で参拝する際には、正門の前に立ち、一礼(もしくは合掌)をします。敷居を踏まないように注意し、神社同様に参道の真ん中は避けて歩いてください。手水舎で手と口を清めたら、お賽銭箱のもとへ向かってお賽銭をします。その後に合掌と一礼をして参拝は終了です。境内を出る際には、来たときと同じように参道の真ん中を避けて歩きましょう。
神社で七五三の参拝をする場合、初穂料(玉串料)と呼ばれるお金を納める必要があります。
初穂料は、ご祈祷のお礼として神社に納めるお金であり、相場は5,000円~1万円です。しかし、具体的な金額は参拝先の神社によって異なるので、あらかじめ神社のホームページを確認したり、問い合わせたりしてお金を準備しておくと安心です。
なお、七五三の参拝における初穂料については、以下の記事で詳しく触れていますので初めての七五三で不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼お宮参りの初穂料は何に包む?金額相場やのし袋の書き方・マナーを徹底解説
https://happy-photo-studio.jp/media/8
七五三の参拝では、服装のマナーについて注意する必要があります。とくに、親の服装にはいくつか気を付けなければならない点があるので、七五三が初めてのママ・パパは以下のマナーを参考にしたうえでコーディネートを検討してください。
七五三における両親の服装は、子どもよりも格を下げたコーディネートで統一することがマナーです。たとえば、子どもが着物で参拝する場合は、母親はフォーマルなワンピースもしくは訪問着や付け下げなどの和服が望ましいとされています。父親は、スーツもしくは子どもよりも落ち着いたデザインの着物がベストです。
また、仮に子どもが洋装を臨む場合には、父母も洋装で臨むことが大切です。一般的に、洋装は和装よりも格が低いため、親だけが和装を着用することのないようにしましょう。
七五三では、両親の服装の格を合わせることが大切です。両親の格に差があると、まとまりのない印象になってしまうだけでなく、記念撮影の際にも不自然さや違和感のある写真に仕上がってしまう恐れがあります。
服装を決める順番としては、まずは子どもの衣装を選び、それにあわせて両親が格の低い服装で統一することがおすすめです。
子どもよりも格を下げた装いをすることが七五三では重要ですが、両親の服装がカジュアルすぎるといった状況は避けなければなりません。デニムやパーカー、Tシャツといったカジュアルなコーディネートは、七五三というフォーマルな場には相応しくない装いです。
七五三はあくまでもお祝いごとであり、大切な行事の一つ。シーンに応じた服装を心がけることは、マナーを守るうえで重要と言えます。
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今年七五三を迎える子どもがいる方は、七五三のおよそ3ヶ月前から準備をすることをおすすめします。直前になってからでは、バタバタと忙しくなってしまったり、希望していたお店の予約がいっぱいで選べない可能性があるので注意してください。
実際にどのような準備が必要なのか、以下で解説します。
会食する場合は、食事の場所を手配することが大切です。
自宅で会食をする場合は、縁起の良い食べ物を並べるとともに、子どもの好物も用意しておくことで七五三を楽しく過ごすことができるでしょう。
幼い兄弟がいる場合や、「3歳」「5歳」など外食に気を使ってしまう年頃の七五三の場合は、自宅でゆっくりと食事を楽しむのも良いでしょう。
飲食店での会食を検討している方は、ぜひ料亭やホテルなど特別感のある場所を手配してみてはいかがでしょうか。個室がある飲食店であれば、子連れでも入店しやすく幼い子どもが一緒でも他のお客さんへの迷惑をかけにくいといったメリットがあります。また、七五三メニューやお祝いメニューを提供している飲食店もあるので、ぜひリサーチしたうえで、予約も済ませておきましょう。
記念写真の撮影を検討している場合には、スタジオや写真館などの予約が必要です。とくに、七五三シーズンでの記念写真は予約が埋まりやすいため、早めにスケジュールを調整して撮影日を確保しておきましょう。
ちなみに、七五三における記念写真の方法は「写真館」「出張撮影」「スタジオ」の3つが定番です。
写真館は、昔ながらのオーソドックスな写真を撮影できるのが魅力。地域に密着した写真館も多く、近所で営業しているケースも多いのが特徴です。
出張撮影は、カメラマンやフォトグラファーに出張してもらい、希望する場所での撮影を依頼するスタイルです。自然豊かなロケーションで撮影したり、お寺・神社での参拝シーンを撮影してもらったりすることができます。
スタジオ撮影は、屋内での撮影がメインなので快適に撮影を進められるのがメリットです。背景の種類が多かったり、よりおしゃれな写真に仕上がるよう小物も充実している傾向にあります。また、スタジオによっては、お得なプランや割引きキャンペーンを実施していることもあるので、コスパにも優れているスタジオが多いです。
今回は、七五三の参拝先としてお寺・神社のどちらを選ぶべきか、どのようなマナーがあるのか、などについてご紹介しました。
結論は、お寺・神社のどちらを選んでも問題はなく、子どもの過ごしやすさやアクセスなどを条件に絞って選ぶことも可能です。
また、七五三は我が子の大切な記念日であるため、正しいマナーについて把握し、当日に向けて準備を進めることも重要。
人生の晴れ舞台である七五三を、素敵な思い出となるようぜひ今回本ページを参考にしながらさっそく参拝先の情報収集を初めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ハピスタでは七五三の記念撮影を行っています。おしゃれな背景やシンプルなバックなど、バリエーション豊かなスタジオでゆったりと撮影を楽しむことができます。お子さまはもちろんのこと、兄弟・姉妹での撮影、家族写真、祖父母との撮影も可能なので、素敵な記念になるようハピスタで記念撮影をしませんか?
撮影担当のフォトグラファーは七五三撮影の経験が豊富なので、子どもを退屈させないよう工夫しながら撮影を進めていくことが可能。子どもらしい表情を引き出す撮影も得意としています。
また、ヘアメイクスタッフも、子どもの髪の長さや濃さなどを考慮しながら、素敵なヘアアレンジを実現。手早く仕上げ、お子さまに負担のないようにヘアメイクを行っていきます。
現在、おかげさまで人気の七五三フォトスタジオとして、全国8店舗を展開しています。ぜひ、一度、お近くのスタジオまでお気軽にお問い合わせください。
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