お宮参りの食事はどうする?開催場所や費用、食事内容や気をつけたいこと
お宮参りの食事はどうしたらよいのか、開催場所や時間はどう決めるのがベストなのか、などについて悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
お宮参りの食事会は、外食または自宅で行われるケースが多く、食事の内容は祝膳や縁起物が適しています。
本ページでは、お宮参りの食事会の必要性や開催場所、実施するうえでのポイントなどに触れていきます。初めてのお宮参りで、食事会に不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
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そもそもお宮参りのあとの食事は必要なのか、気になる方も多いでしょう。
まずは、お宮参りの概要と、食事会の必要性について解説します。
お宮参りとは、赤ちゃんの健やかな成長をお祈りするとともに、赤ちゃんの誕生に感謝する行事です。日本の伝統的な行事の一つであり、古くから多くの赤ちゃんたちがお寺や神社で参拝を行ってきました。
お宮参りを行う時期は、男の子が生後31日、女の子が生後32日であり、男女で若干違いがあります。
また、お宮参りを、生後100日目に行う「お食い初め」の時期に合わせるケースもあり、家庭によって考え方が異なる傾向にあります。
お宮参りの後には食事会を行う家庭が多いものの、必ずしも実施しなければならない工程ではありません。
そもそもお宮参りを行う時期は、生後わずか1か月とまだまだ生まれて間もない時期です。また、ママの体調も不安定な場合があるため、お宮参りのあとに食事会を行わなくても問題はありません。
まずは、母子の体調を優先し、必要に応じて食事会を別の日程に設定しましょう。
お宮参りのあとに食事会を実施する場合、開催場所は大きく「外食」「自宅」の2パターンがあります。それぞれのメリットや費用などについて見ていきましょう。
食事会を開催するにあたって、レストランや割烹料理店など、お宮参りにふさわしい飲食店を利用する家庭は多いです。
お店を利用してお宮参りの食事会を行うメリットは、まず料理の準備や片づけなどの手間がかからない点です。自宅で食事会を開くと、ママやパパが料理を作らなければならないうえに、洗い物や食器の片づけまで工程が必要でしょう。お宮参りで疲れて帰ってきた時に自分で料理をするのは大変……と感じるママ・パパにとって、外食での食事会はメリットが大きいでしょう。
しかし、一方でお店を利用すると費用が高くなりやすいといった難点もあります。具体的な金額はお店によって異なるものの、お宮参りにふさわしいお店を選ぶと一人あたり3,000~5,000円程度はかかるでしょう。
高級料亭を選ぶとさらに高額になり、一人あたり1万円程度かかるお店も多いです。お店を選ぶ際には、予算と照らし合わせて検討する必要があります。
お宮参りの食事会で外食を選ぶメリットの一つが、ランチまでの流れがスムーズになりやすい点です。基本的にお宮参りは午前中に行う場合がほとんど。お宮参りが終了後、そのままお昼ご飯へと移行しやすいのが魅力です。
お宮参りのあと、ランチも兼ねて食事会を行えばスムーズに食事を済ませられるでしょう。
ただし、ランチタイムの時間は多くのお店が混雑しやすい傾向にあるため、あらかじめ予約しておくと安心です。
お宮参りのあとにお店を利用して食事会をする際には、慎重なお店選びが重要です。お宮参りの時期の赤ちゃんは生後1か月程度であるため、赤ちゃんに負担のかからないようなお店を選ぶ必要があります。また、万が一泣いてしまった時に周囲の利用客に迷惑がかかりにくいか、などの点も考慮しなければなりません。
赤ちゃん連れでの外食では、座敷や個室があるかを確認しましょう。赤ちゃんを寝かせておける座敷席は重宝します。ずっとママやパパが赤ちゃんを抱っこして過ごすのは大変であるため座敷席のあるお店を選びましょう。
また、赤ちゃんと気兼ねなく食事を楽しめるように、個室のあるお店を選ぶのも大切です。万が一赤ちゃんが泣いてしまった場合、ほかの利用客との距離が近いお店では迷惑になってしまうリスクがあるので注意してください。
ほかにも、おむつ交換や授乳ができる専用スペースの有無や、お宮参りの場所からのアクセスの良さなどにも目を向けてお店を選びましょう。
お宮参りの食事会を実施するにあたって外食を検討している方は、飲食店のほかにも「神社の別室」といった選択肢があるのを覚えておきましょう。
お宮参りが可能な神社によっては、別室で赤ちゃんと食事会を行える場合があります。事前予約が必須なケースがほとんどですが、神社・お寺での参拝終了後に、飲食店まで移動する必要がないため、手間や時間がかからないといったメリットがあるのです。
赤ちゃんを抱えて飲食店まで移動するのが負担に感じる方や、同行する祖父母の足腰に不安があったり、車いすでの参加であったりする場合は、神社の別室での食事会であれば開催しやすいのではないでしょうか。
ただし、神社によって食事の費用に差があるため、あらかじめよく確認し、予算と照らし合わせて検討しましょう。
自宅で食事会を行う場合、周囲の目を気にしなくて済む点が大きなメリットです。赤ちゃん連れでの外食は、「泣いてしまわないか」とヒヤヒヤしたり、いざ泣いたりしてしまって回りの視線が気になってしまうものです。
しかし、自宅であれば、泣いたり騒いだりしても、ほかのお客さんの視線は気にならないため、のびのびと食事会を楽しめます。
しかし、料理の準備・片づけの手間がかかる点はきちんと理解しておかなければなりません。お宮参りの食事会としてふさわしい料理を並べる必要があるため、普段よりも手の込んだ料理も増えるでしょう。
料理の準備や片づけの手間を軽減したい時には、仕出し弁当を利用するとよいでしょう。仕出し弁当なら、自宅にいながら料理の準備や片づけの工程を省略できます。
ちなみに、仕出し弁当を利用する場合は、一人あたりの相場は2,000~5,000円程度です。
自宅で食事会をする際には、会食に適した食事を用意しましょう。仕出し弁当やデリバリーを利用する場合、「赤ちゃんのお祝い事です」と伝えれば、慶事用の御前やセットメニューなどを準備してもらえます。
また、お宮参りは大切な行事の一つなので、料理を並べるだけではなく、食卓のコーディネートも意識してください。テーブルや椅子を統一し、お盆の準備したり、敷物を敷いたりするなど、ちょっとした点を心がけるだけでお祝い行事らしさが生まれます。
可能であれば祝い箸も用意するなど、できる範囲で会食に適したコーディネートに整えてください。主役は赤ちゃんなので、部屋を綺麗に片づけ、安全に一緒に参加できるように環境づくりを行うのも大切です。
食事会では一体何を食べればよいのか、悩んでしまう方は多いでしょう。「何を食べるべきか」といった、食事内容に決まりはありません。しかし、お宮参りは貴重なイベントなので、赤ちゃんの成長を願っておめでたい食事メニューを手配しましょう。
外食でお宮参りの食事会を開催したい時には、「祝膳」を検討してはいかがでしょうか。
日本料理店によっては、一汁三菜が揃っているだけでなく、尾頭付きの鯛も付いた伝統的な「祝い膳」を提供してくれる場合があります。まさに、お宮参りの食事としてふさわしいメニューでしょう。
とはいえ、必須ではないためこだわりがなければ、ママやパパ、同席する祖父母のお好みを優先しても問題はありません。
自宅で食事を手配する際には、祝い肴を中心に用意するとよいでしょう。例えば、数の子や黒豆などは縁起物の定番です。また、関東は田作り、関西はたたきごぼうも、縁起物として知られています。
上記のほか、赤飯やちらし寿司、尾頭付きの鯛の塩焼き、はまぐりの吸い物などもお宮参りにはピッタリです。ぜひ、縁起がよくて美味しい食事を準備してはいかがでしょうか。
お宮参り後の食事会が初めての方にとって、気になる疑問は多いと思います。
ここからは、お宮参りのあとの食事会に関する疑問を解説します。
お宮参りのあとの食事会を開催するにあたり、選ぶ日時は基本的に自由です。お宮参りと同じ日に食事会を開催しなければならないようなイメージがありますが、実際は明確なルールが存在しません。
お宮参りのあとにそのまま食事会へと移行したり、日を改めてゆっくりと食事会を楽しんだりと、家庭によって希望や考え方は異なります。
パパ・ママで話し合ったり、祖父母などのほかの参加者から意見を聞いたりして、みんなが納得できる形で食事会を実施しましょう。
お宮参りの食事会には、母方・父方のそれぞれの両親を招待するケースが多いです。しかし、当日に時間がとれなかったり、遠方に住んでいたりするなど、さまざまな事情により両家の両親が揃わないケースも珍しくありません。
場合によっては、赤ちゃんとママ・パパのみといった食事会形式もあります。一般的なケースやしきたりなどにとらわれず、都合のよい方法で食事会を実施しましょう。
お宮参りの食事会の費用は、誰が負担してもOKです。費用の負担に関するマナーは存在しないため、ママ・パパが払っても、祖父母が負担してもマナー上に問題はないため安心です。
事前に相談をしておき、スムーズにお会計が済ませられるようにしておきましょう。
お宮参りの食事会は、赤ちゃんと一緒に参加するので、おむつやミルクは忘れないようにしましょう。
また、ミルクの吐き戻しなどで汚れてしまう可能性もふまえ、ガーゼやウェットティッシュ、着替えなどもある程度準備しておくと安心です。
お宮参りのあと、食事会ではいくつか気をつけたい点があります。事前に以下を確認しておき、無理のない範囲で食事会を開催できるようにしましょう。
お宮参りの食事会では、第一にママや赤ちゃんの体調を優先してください。お宮参りの食事会を開催する目安時期は、赤ちゃんが生後1か月頃ですが、ママや赤ちゃんの体調を考慮して、日時を遅らせるといった選択肢があります。
生後間もない赤ちゃんの長時間の外出は負担になる場合があるだけでなく、機嫌も悪くなりがちです。また、ママ自身も産後間もない身体であり、万全の状態ではないため、無理のないスケジュールで食事会を開きましょう。
お店でお宮参りの食事会を開く際には、赤ちゃんが眠った時に必要なものを揃えておきましょう。
風邪をひかないようにバスタオルやハーフケットなど、赤ちゃんの体にかけられるものがベストです。
外出が長時間に及ばないように、お宮参りと食事会のスケジュールを組みましょう。
お宮参りでの参拝後はすぐに飲食店に移動したり、事前にお店に予約を入れておいて「空いているお店探し」で時間をとらないようにしたりする工夫が必要です。
お宮参りの食事会では、きちんと挨拶を行う必要があります。祖父母が参加してくれた際には、きちんと感謝の気持ちを述べて、会食へと進むのがマナーでしょう。
お宮参りの食事会で挨拶をする際には、我が子のために集まってくれた祖父母への感謝の気持ちと、赤ちゃんの成長をこれからも見守ってほしいといった願いを伝えます。
例文として、以下をご紹介します。
「本日は、長男○○のために、お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。
皆さまのおかげで、本日無事にお宮参りが終了し、我が子の誕生のお祝いと、今後の成長についてお願いできました。
これからも、我が子を末永く見守っていただけましたら嬉しく思います。
ささやかではございますが、お祝いの席をご用意いたしましたので、ごゆっくりお過ごしください」
親族同士の会食ではありますが、あまりカジュアル過ぎるのはNGです。お祝い行事である点を理解し、適切な挨拶を行ってください。
お宮参りの食事会は、「無理なく楽しく」を心がけましょう。生後間もない赤ちゃんと、産後間もないママは、お宮参りでの無理は禁物です。必要に応じてスケジュールを遅らせるなどの対応をして、無理のない範囲で楽しめるように工夫してください。
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Q:お宮参りの赤ちゃんと兄弟の撮影は可能ですか?
A:赤ちゃんと兄弟・姉妹との撮影も可能です。
Q:自前の衣装で撮影に望んでもよいですか?
A:赤ちゃんやご家族など、お好きな服装・衣装で撮影いただけます。
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