お宮参りには何する?いつ?どこで?当日の流れや準備リストまで徹底解説

お宮参り2023.11.23

お宮参りには何する?いつ?どこで?当日の流れや準備リストまで徹底解説

お宮参りには何する?いつ?どこで?当日の流れや準備リストまで徹底解説

お宮参りには何をするのか、疑問を感じているママ・パパはいませんか?

初めてのお宮参りでは、当日の流れが分からなかったり、そもそも何をする行事であるのかもイメージしにくかったりするものです。

お宮参りの当日は、参拝やご祈祷、写真撮影、食事会などを行うのが一般的ですが、より詳しく把握しておくのも重要です。

本記事では、お宮参りの基礎知識や参拝の時期、参拝場所などについてご紹介します。併せて、お宮参りに向けた準備リストにも触れていくため参考にしてください。

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お宮参りは何をする行事?

子どもの健やかな成長を願うお宮参り

お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝うとともに、これからの健やかな成長を願うための日本の伝統行事の一つです。赤ちゃんが生後1か月頃に行う行事であり、まだまだ生まれて間もないタイミングで行う行事でもあります。

お宮参りの起源

お宮参りが生まれた背景には、出産に対する考えが関係しています。昔は、出血をともなう出産は「けがれ」として見なされていました。生後1か月頃のけがれが明ける頃に、氏神様にお参りするのが当日の慣習だったのです。

当時は忌み明けの儀式として、お参りが行われていたといった説があるのです。時代・価値観の変化に伴い、現在の「誕生のお祝い」「成長を願う」といったスタイルに落ち着いたと考えられています。

お宮参りの意味

お宮参りの意味は、上記でも触れた通り、無事に出産が終わり、赤ちゃんが誕生した事実への感謝の気持ちや、赤ちゃんがこれから健康で長生きできるよう、健やかな成長への願いです。

お宮参りの名称は、ほかにも「初宮参り」「初宮詣(はつみやもうで)」「産土神(うぶすなかみ)参り」とも呼ばれ、地域や家庭などによって若干違いがあります。

お宮参りでの当日の流れ

お宮参り当日は、まず神社やお寺での参拝を行い、神様に感謝の気持ちを伝えてこれからの赤ちゃんの成長をお願いします。

そのあとにご祈祷を受けて、神社・お寺で行う内容は終了です。そのあとは、フォトスタジオで記念撮影を行ったり、食事会を実施したりするなど、ママ・パパや両家祖父母と思い思いの時間を過ごします。

お宮参りにはいつ行くの?

お宮参りは生後1ヶ月頃が通例

お宮参りの必要性について理解はしているものの、そもそも「いつ行けばいいのか」といった点がわからないといった方は多いです。

ここからは、お宮参りの適した時期について解説していきます。

お宮参りの時期

お宮参りの時期は、生後1か月頃とされていますが、正式な習わしでは男女で違いがあります。男の子のお宮参りは生後31〜32日であり、女の子のお宮参りは生後32〜33日が適切な時期です。

女の子のお宮参りのほうが1~2日ほど男の子よりも遅い傾向にあります。しかし、地域によってお宮参りの時期には若干違いがあるため注意してください。

住んでいる地域の慣習・風習や、両家実家の考え方などを確認したうえで適切な時期を確認しましょう。

お宮参りの日付を決めるポイント

お宮参りの日付を決める際には、赤ちゃんやママの体調を考慮したり、天候を重視して決めたりして問題はありません。

かつては、厳格なしきたりに則ってお宮参りの日付を決めるのが一般的でした。しかし、現代は昔ほどしきたりを重視する傾向は少なく、家庭の事情や両家祖父母の都合などに合わせて選ばれるケースが増えています。

お宮参りのタイミングは、赤ちゃんが生後間もないうえに、ママ自身も産後間もない身体であるため、体調が不安定な時期です。母子の体調を確認し、無理のないタイミングでの実施も視野に入れましょう。

お宮参りの時期はずらしてもいい?

お宮参りの時期はご家族の都合で調整できます。

本来のお宮参りの時期からずらした参拝・ご祈祷は可能です。実際、母子の体調不良や、感染症の流行など、さまざまな事情で参拝やご祈祷をためらうケースは見られます。

お宮参りは赤ちゃんのための大切な行事ではあるものの、無理をして行うものではありません。お宮参りの時期をずらして、ベストな状態で参拝やご祈祷を行うのも一つの選択肢です。

もしくは、郵送でのご祈祷に対応している神社・お寺を利用したり、記念撮影のみを先に済ませたりして、参拝・ご祈祷は別の日に設定する方法もあります。

お宮参りする場所は?どこにいく?

お宮参りは神社やお寺が一般的です。

お宮参りをする際、場所はどこを選べばいいのか悩みやすい部分です。
ここからは、初めて我が子のお宮参りをするママ・パパに向けて、参拝・ご祈祷に適した場所をご紹介します。

氏神神社

お宮参りをする場所として、まず挙げられるのが氏神神社です。
氏神神社は、伝統的な形式に沿ってお宮参りをしたいときに選びたい神社です。お祝いする場合は、その土地の守り神である氏神神社で行うのが古くからの形式でした。

必ずしも氏神神社である必要はないものの、伝統にならったお宮参りをしたいときには氏神神社がベストでしょう。

有名な神社や思い入れのある神社

お宮参りを行う場所として、選択肢に挙がるのが「有名な神社」「思い入れのある神社」です。

お宮参りに関する神社として有名な場所や、子どもの健康に関する神社として人気のスポットは、お宮参りにも適している場合が多いでしょう。

また、子どもの頃に訪れた神社や、縁結び・子宝祈願などで参拝した経験のある神社など、思い入れのある神社を利用するのもありです。両親の実家に帰省した際に、そのままお宮参りをするケースもあります。

菩提寺やご縁のあるお寺

菩提寺もしくはご縁のあるお寺でお宮参りをする家庭も少なくありません。菩提寺とは、先祖の代々のお墓があるお寺を指します。

ご先祖様に赤ちゃんの誕生や無事に出産が終わったのを報告をしたいときに、菩提寺でお宮参りを行います。

何かとご縁のあるお寺がある方も、赤ちゃんの誕生や出産を報告するとよいでしょう。

お宮参りではどんなことをする?

お宮参りって何をすればいいの?

お宮参りでは、参拝やご祈祷、記念撮影、食事会などを行うのが一般的です。それぞれの工程で何をするのかを、詳しく見ていきましょう。

神社やお寺での参拝・ご祈祷

神社やお寺に足を運ぶ場合、参拝・ご祈祷を行うケースが多いです。ただ、お参りだけで済ませるのも可能なため、スケジュールや都合を考慮してご祈祷も受けるか否かを判断しましょう。

仮に、お参りのみでお宮参りを済ませる場合は、通常の参拝と同様です。賽銭箱に硬貨を投げ入れて、子どもの誕生の報告と成長を願い、二礼二拍手一礼を行います。

ご祈祷を受ける際には、受付をして「初穂料」と呼ばれる謝礼を納めましょう。ご祈祷には15~30分程度の時間を要するため、拝殿に促される前におむつ替えや授乳を済ませておくと安心です。

記念写真撮影

記念撮影はお宮参り当日と別の日に撮影するケースがあります。お宮参り当日に行えば一日で参拝から撮影まで完結するため、複数の日のスケジュールを調整する必要がないといったメリットがあります。

しかし、長時間の外出や、慣れない場所に多く立ち寄るのが赤ちゃんやママの負担になる場合も考えられるでしょう。フォトスタジオなどで別の日に撮影スケジュールを設定できるため、事情を考慮して計画してください。

挨拶回りや食事会

お宮参りは、地域・家庭の考え方などによって挨拶回りが必要となる場合があります。住んでいる地域や両家の考え方を確認し、ご近所・親戚などへの挨拶回りの必要性を把握しておきましょう。

また、お宮参りのあとや別の日に、お祝いとして食事会を行う家庭は多いです。会場は飲食店・自宅いずれでも可能であるため、都合のよい方法を選びましょう。

ちなみに、外食の場合は、お宮参りの食事会としてふさわしい飲食店を選ぶのが大切です。レストランや日本料理店などはお宮参りのための会食にピッタリでしょう。

自宅で済ませる場合も、お祝いの席にふさわしい食材を使ったり、仕出しを利用したりして、特別感のある料理を準備するとよいでしょう。

お宮参り前の準備は?やることリスト

お宮参りに必要な準備や流れをご紹介

お宮参りを行うにあたって知っておかなければならないのが、当日の内容だけではなく、事前の準備です。スムーズにお宮参り当日を迎えられるよう、以下の準備について把握しておきましょう。

お宮参りする神社を決める

お宮参りを計画する際には、まず「どこで参拝するのか」を決めましょう。

厳格な慣習に則って氏神神社を選ぶのか、それとも思い入れのある神社を選ぶのか、もしくはお宮参りで有名な神社に足を運ぶのか、ママ・パパや祖父母とも相談しながら参拝先を決定してください。

参加者を決めて日程を調整

お宮参りを行う際には、参加者の決定と日程の調整が必要です。

参加者はママとパパだけとなるなのか、それとも両家の祖父母も招くのかなどを決めます。両家の祖父母ともきちんと相談し、参加の意向について確認をしましょう。

祖父母に参加する意思がある場合、相談なくママ・パパのみでお宮参りを行ってしまうとトラブルに発展してしまう恐れもあります。

赤ちゃんの行事に関心の高い祖父母も多いため、無断でお宮参りを行わずにきちんと両家の確認をとっておきましょう。

ご祈祷の予約と謝礼の準備

お宮参りでご祈祷を受ける予定であれば、予約と初穂料が必要となる点を覚えておきましょう。

予約は神社やお寺などに直接連絡して申し込むため、電話もしくは公式のホームページなどから手続きを行います。ただし、希望する日の直前の連絡では、神社・お寺の都合上断られるリスクがあるため、余裕を持って予約しましょう。

また、ご祈祷当日は謝礼として、初穂料をおさめます。相場は5,000〜1万円程度ですが、神社やお寺によっては具体的な金額を定めている場合があるため、予約する際に確認しておくとよいでしょう。

記念写真撮影の予約

大切なお宮参りを記念に残すためにも、フォトスタジオなどに記念写真撮影の予約を入れておきましょう。希望日の直前では、すでに予約が埋まっていて撮影できない場合があるため、お宮参りの計画と同時にフォトスタジオの予約も進めていく必要があります。

可能であれば、撮影希望日の3ヶ月前には連絡しておくと、希望する日時の予約をとりやすいでしょう。

食事会の手配

お宮参りのあとや別の日に食事会を行う際には、場所や料理の手配が必要となります。飲食店を利用する際には、参加人数や予算、移動距離などを考慮して利用先を決めましょう。

自宅で食事会を開催する際には、手づくりもありですが仕出しやデリバリーの利用が便利です。

いずれのスタイルであっても、お祝いの席にふさわしい料理を楽しめるように準備を進めてください。

当日の持ち物チェックリストの作成

当日に忘れ物のないよう、お宮参りの流れなどをイメージして持ち物リストを作成しましょう。

持ち物リストの例としては以下のような物が挙げられます。必要に応じて、ほかにも追加したり、以下の物を省いたりしながら、最適な持ち物リストを作成してください。

当日に忘れ物のないよう、お宮参りの流れなどをイメージして持ち物リストを作成しましょう。

持ち物リストの例としては以下のような物が挙げられます。必要に応じて、ほかにも追加したり、以下の物を省いたりしながら、最適な持ち物リストを作成してください。

【お宮参りでの必須品】
  • おむつ
  • おしり拭き
  • ビニール袋(汚物入れとして使用)
  • おむつ替えシート
  • ミルクセット(粉ミルク、哺乳瓶、熱湯と白湯を入れた水筒等)
  • 授乳ケープ(母乳の場合)
  • 母乳パッド(母乳の場合)
  • 赤ちゃんの着替え
  • おくるみ
  • タオルやガーゼ
  • 抱っこ紐
  • 初穂料
【夏の参拝で必要な持ち物】
  • 赤ちゃんも使用できる日焼け止め
  • 扇子(もしくはうちわ)
  • 日傘
  • 羽織もの(冷房対策)
【冬の参拝で必要な持ち物】
  • 上着
  • ブランケット
  • 赤ちゃん用の上着(ポンチョなど)
  • 赤ちゃん用のニット帽等
  • 赤ちゃん用の靴下
【そのほか】
  • おもちゃ
  • ベビーカー

上記を参考にしながら、「必要な物」「不要な物」を見極めて、オリジナルの持ち物チェックリストを作成してください。

まとめ:事前にしっかり準備して当日を迎えよう

お宮参りの前にしっかり準備しておきましょう

お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝い、これからの健やかな成長を願う伝統的な行事です。当日は参拝をしたり、ご祈祷を受けたりするほか、写真撮影や食事会などを行う場合もあります。

とはいえ、家族ごとにお宮参りのあり方は異なるため、ママやパパ、祖父母と話し合いながら納得できるお宮参りの計画を立ててください。

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Q&A

お宮参りに関するよくある質問

Q:どのような背景があるのですか?
A:シンプルな白地やポップなイラスト、ウィンドウ風などさまざまな背景があります。

Q:撮影時に使用できる小物は貸し出していますか?
A:写真の印象を高めるさまざまな小物を貸し出していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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