お宮参りに向けて出張撮影を選ぶべきか、スタジオ撮影を利用するべきか。

大切な記念となる写真を撮影するわけですから、どちらを選べばいいのかをきちんと見極めておきたいですよね。

そこで、今回は出張撮影及びスタジオ撮影における特徴やメリット、選び方などについて解説します。

合わせて、お宮参りの撮影の日取りの決め方にも触れていくので、ぜひ参考にしてください。


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お宮参りの写真撮影のタイミングは、ママ・パパが悩みやすいポイントです。

まずは、お宮参りにおける写真撮影の時期について見ていきましょう。


お宮参りは男の子は生後31日目、女の子は32日目に行う地域が多い
お宮参りを「伝統」の観点から見ると、お詣りするにあたって正しい時期となるのが、男の子は生後31日目であり、女の子が生後32日目です。

しかし、地域によって若干違いがあるため、お住まいのエリアの風習を調べておく必要があります。

とはいえ、あくまでも上記の日取りは伝統に沿ったものであるため、必ずしも上記の日に参拝するのを徹底しなければならないわけではありません。

そのため、家庭の事情や都合に合わせて、お宮参りの日取りを決めても全く問題がないのです。


写真撮影は何ヶ月頃がいい？
お宮参りの写真撮影では、生後1か月頃もしくは3～6か月頃の時期が選ばれる傾向にあります。

生後1か月頃の赤ちゃんは寝ている時間が長く、撮影のタイミングで眠ってしまっている可能性があります。しかし、まだ生まれて間もない「赤ちゃんらしさ」を感じられるのがメリットです。

一方、生後3～6か月頃は、笑ったりきょろきょろしたりと表情豊かな写真を撮影できるチャンスが多いでしょう。ただ、生後からすでに数か月経ってしまっているため、生まれて間もない頃の表情は撮影できないのが難点です。

お宮参りの記念撮影はどこで行なえばいいのでしょうか。

記念撮影を行う場所としては「スタジオ」もしくは「出張撮影」2つが挙げられます。それぞれの詳細を見ていきましょう。


1.スタジオ
お宮参りの記念撮影スタイルとして、定番であるのが「スタジオ」です。

専用の機材や適した背景など、撮影に必要な環境が整っているのが特徴で、バリエーション豊かな写真を撮影できます。

しかし、一口に「スタジオ」と言ってもいくつか種類があるため、理想としている写真の仕上がりを照らし合わせながら、ママ・パパの希望にマッチするスタジオを選ぶ必要があります。


（1）大手スタジオ
お宮参りの撮影ができるスタジオの一つが「大手スタジオ」です。

全国展開している大手スタジオは、レンタルしている衣装の数や種類が豊富で、理想の一着を見つけやすいといったメリットがあります。

スタジオによっては、レンタル衣装を上限なく何着でも着替え放題といったプランを設けていて、満足度の高いサービスを提供しているケースも多いです。

また、子どもだけではなく、パパやママのヘアメイクを依頼できたり、大人が選べる衣装も豊富であったりと、子育て世帯に嬉しいサービスを提供しています。

（2）一軒家・ハウススタジオ
一軒家・ハウススタジオは、貸し切りで撮影ができる点が特徴です。

ほかの利用客の視線を気にせず、じっくりと撮影を楽しめます。

また、洋館風やお城風など、おしゃれな内装・外観に整備されているケースも多いため、写真映えする撮影スポットでもあります。

（3）個人の写真館
個人の写真館は、伝統的で王道の写真を撮りたい場合におすすめのスタジオです。

地方にも多い写真館であるため、参拝先や自宅近くで営業しているお店も多いでしょう。移動の負担が最小限で済むため、赤ちゃん連れでも問題ありません。


2.出張撮影
出張撮影は、フォトグラファーに依頼して、参拝先や自宅などで撮影してもらうサービスです。

基本的に、個人のフォトグラファーに依頼するため、カメラでの撮影技術は個人差があります。仮に、技術力の低いカメラマンに依頼してしまった場合、ママ・パパにとって不満の残る撮影になってしまう可能性があります。

また、屋外での撮影の場合は、「もしも雨が降ったらどうするか」など、悪天候の場合の対応について確認が必須です。

お宮参りの写真を撮影するにあたって、出張撮影・スタジオのどちらを選ぶべきかは悩むところでしょう。

ここからは、出張撮影及びスタジオのメリットと特徴について詳しく触れていくため、それぞれをチェックして撮影スタイルを検討しましょう。


お宮参りの出張撮影のメリット
お宮参りの出張撮影のメリットは、当日の参拝の様子や空気感をそのまま写真に残せる点です。

赤ちゃんやママ、パパの自然な表情をそのまま残せるのが特徴で、印象的な写真に仕上がります。

神社やお寺でお宮参りの写真を撮影するケースは多いですが、家族の想い入れのある神社を選んだり、思い出の詰まった衣装で撮影に臨めば、オリジナリティ溢れる「世界でたった一枚だけ」の写真を残しやすくなるでしょう。

また、兄・姉などの兄弟姉妹もお宮参りに参加する場合は、神社・お寺のような開放的な場所のほうがのびのびと過ごしやすくなります。退屈しにくくなり、ストレスも軽減しながら、楽し気な写真を撮影できるでしょう。

祖父母などの親戚が参加する場合も、神社・お寺での参拝時に同時に撮影ができるため、スタジオまで移動したり、別の日程の撮影日に合わせてスケジュールを調整したりする必要がないため負担軽減につながります。

万が一さまざまな事情で都合がつかなくなってしまった場合、出張撮影サービスの多くが日程変更に応じてくれるため安心です。

不安に感じやすい「雨天時」の撮影も、小雨程度であれば、境内の軒先を活用したり、おしゃれな傘で雨をしのいだりして、フォトジェニックな写真を撮影できます。


お宮参りのスタジオ撮影のメリット
お宮参りにおけるスタジオ撮影のメリットは、「細部に至るまでこだわった写真が撮影できる点」です。スタジオは、写真撮影に特化した空間なので、より美しく印象的な写真へと仕上げられます。

また、屋内での撮影となるため、天候や時間帯に左右されません。雨や曇り、雪であっても明るくきれいな写真を撮影できますし、仮に撮影時間が夜であってもまるで昼間のような雰囲気の写真を撮影可能です。

屋内撮影であれば、屋外で撮影する場合とは異なり他人が写りこんでしまう心配もありません。家族や親族だけの特別な写真を撮影できるでしょう。

ちなみに、スタジオ撮影はヘアメイクや衣装の着付けなども対応している場合がほとんどです。仮に、着物や髪型が崩れてしまった場合には、プロのスタッフが手直ししてくれるため安心です。

ほかにも、赤ちゃんを抱っこして撮影する場合も、赤ちゃんの顔がきちんと写るように専用の台が用意されていたり、家族ごとに控室が用意されていたりするような貸切スタジオであれば、途中で気兼ねなく授乳やおむつ替えもできます。

出張撮影とスタジオ撮影のメリットを把握しても、やはり悩んでしまう……と頭を抱える方は多いでしょう。

ここからは、撮影の依頼先を決めるにあたって、悩んでしまったときの比較ポイントをご紹介します。どちらを選べばいいのか迷ったときには、ぜひ参考にしましょう。


撮影場所
まずは、「どこで撮影したいのか」を基準にして比較してみましょう。

神社・お寺の境内や自宅、屋外などで撮影したいときには、出張撮影が適しています。屋内で撮影したいときには、スタジオ撮影がベストです。

出張撮影となると、悪天候だったときにどうしたらいいのかを事前に決めておく必要がありますが、スタジオであればどれだけ悪天候であっても問題なく撮影を進められます。

とはいえ、お宮参りの雰囲気をそのまま写真に残したいなら出張撮影がベストですし、記念として綺麗な写真を撮影したいのであればスタジオ撮影が最適でしょう。


衣装レンタルの有無
衣装を自前で用意するか否かで、出張撮影かスタジオ撮影かで選ぶべき撮影スタイルが変わります。

スタジオ撮影は、衣装レンタルができるところが多く、自分たちで衣装を手配する必要がありません。一方、出張撮影の多くは衣装レンタルサービスを行っていないため、自分たちで衣装を手配しなければならないケースが多いです。


撮影スタッフ
撮影スタッフの人数次第で、写真の印象がガラリと変わります。

例えば、スタジオ撮影であればカメラマンとアシスタントの2名体制で撮影が行なわれるケースが多いです。

複数人での撮影は、子どもの目線を引きつけやすいといったメリットがあり、記念写真らしいよい表情の写真を残しやすい傾向にあります。

一方、出張撮影は1名で撮影を担う場合がほとんどです。人数が少ないものの、子どもの自然な表情の撮影がしやすく、「我が子らしさ」を感じられる写真を残せます。


料金体系
料金体系は、スタジオか出張撮影かで大きく異なります。

例えば、スタジオ撮影は、スタッフの人数が多いうえに、スタジオとしておさえている物件の賃料などの都合により、費用がやや高めに設定されている場合が多いです。

特に、内装や衣装などにこだわっているスタジオは、撮影費用も高額になりがちです。

出張撮影は、カメラマン1人分の費用となる点と、スタジオのように賃料が発生しない点から、費用を安価に済ませやすい傾向にあります。

とはいえ、サービスの内容とのバランスを見たうえで判断するのも大切です。


仕上がり
出張撮影は、屋外で撮影するケースが多い傾向にあります。

解放感溢れる写真や奥行きのある写真に仕上がりやすいのが出張撮影の特徴です。

一方、スタジオ撮影は光を調整できるため、明るい写真や統一感のある写真などを撮影できます。

自然な雰囲気の写真を残したいのか、記念写真としてより完成度の高い写真を残したいのかで選ぶべき撮影スタイルは異なります。

お宮参りの写真撮影を行うにあたって、知っておきたいのが撮影にかかる時間や費用などです。スタジオと出張撮影とでは、所要時間にも費用にも違いがあります。

具体的にどの程度の違いがあるのか、以下から見ていきましょう。


フォトスタジオでの写真撮影の所要時間と費用相場
フォトスタジオでの写真撮影にかかる時間は、およそ1時間～1時間半程度です。ただし、サービス内容や、撮影のカット数、写真の枚数などによって所要時間が変動するため注意してください。

フォトスタジオでの撮影費用は、大手の場合で4～6万円、ハウススタジオや撮影料のみであれば3万円前後です。追加でオプションを設けたり、いろいろな商品を購入したりする際には、トータルで金額が5～7万円ほどとなる場合も多いです。

個人で経営しているスタジオの場合は、1ポーズと写真のプリントのほか、台紙がセットで1～2万円程度となります。


出張撮影での所要時間と料金
出張撮影を依頼する場合、所要時間は1時間～1時間半程度とスタジオと大きな差はありません。

しかし、スタジオは即日納品が多い一方で、出張撮影はクラウドでの納品となるため、手元に写真が届くまでに1週間から1か月ほどかかります。

また、アルバムやフォトブックはオプション料金となる場合がほとんどであるうえに、衣装やヘアメイクも自分で手配が必要です。トータルすると、スタジオ撮影よりも割高となるケースが少なくありません。

さらに、人気のフォトグラファーの場合は、料金設定が高くなっていたり、依頼が立て込んでいてなかなか予約ができなかったりと、時期によっては時間がかかるケースもあるので注意してください。

ちなみに、出張費用・価格は1〜4万円程度です。価格の幅が大きい理由には、フォトグラファー自身の技術力が関係している場合があります。

価格が安価に設定されている場合、フォトグラファーとしての経験が浅く、実績を作るために低価格でサービスを提供している可能性があります。

ある程度のクオリティを求めるのであれば、安価であっても2～3万円台で撮影サービスを提供している出張撮影を依頼したほうがいいでしょう。

なお、出張撮影のシステムとしては、出張代込みのケースは少なく、交通費を実費で支払うパターンがほとんどです。

お宮参りと写真撮影を行うにあたって「同じ日にすべきか」「別の日にすべきか」は悩みやすい部分です。

仕事などで忙しく、予定の調整が難しい場合にはお宮参りと写真撮影を同じ日に済ませたほうがいいでしょう。

しかし、いずれも大仕事となるため、1日で無理なスケジュールを組むとママ・パパに大きな負担となる可能性もあるでしょう。お宮参りや撮影の思い出が「大変だった」だけになってしまう場合もあるため、無理なく楽しめるようにするのが求められます。

また、授乳スタイルが母乳であり、尚且つママが着物を着る際には授乳時間も考慮してスケジュールを立てる必要があります。

どのような撮影スタイルなら、みんなが笑顔で臨めるかを考え、ママ・パパ・赤ちゃんみんなにとってベストな選択肢を模索していきましょう。

今回は、お宮参りの写真撮影において、出張撮影とスタジオ撮影のどちらを選ぶべきかをご紹介しました。

どちらにもメリット・デメリットがあるため、それぞれの内容をよく把握したうえで慎重に検討する必要があります。

なお、お宮参りの写真撮影では、ぜひハピスタにお任せください。

ハピスタはお宮参りの撮影サービスを手掛けるフォトスタジオです。子どもたちの素敵な表情を引き出しつつ、美しい記念写真を撮影します。

バリエーション豊かなスタジオ撮影での撮影が可能なうえに、経験豊富なプロのフォトグラファーとヘアメイクスタッフが担当するため、赤ちゃんが一緒でも快適かつ安心して撮影を楽しめます。

ハピスタは、現在全国8店舗を展開するフォトスタジオであるため、ぜひ一度お近くのスタジオにご相談ください。

Q：お宮参りは出張撮影とスタジオ撮影のどちらがいいですか？
A：どちらもメリット・デメリットがあるのでママ・パパの理想と照らし合わせてご検討ください。

Q：スタジオ撮影のメリットは何ですか？
A：天候に左右されない点や、季節を問わず快適に撮影を楽しめるところです。


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